トップ
>
自宅
>
じたく
ふりがな文庫
“
自宅
(
じたく
)” の例文
それも
何
(
ど
)
うあらうかと
母
(
はゝ
)
などは
頻
(
しきり
)
にいやがるので
私
(
わし
)
も
二
(
に
)
の
足
(
あし
)
を
踏
(
ふ
)
んで
居
(
ゐ
)
る、
無論
(
むろん
)
病院
(
びやうゐん
)
へ
行
(
ゆ
)
けば
自宅
(
じたく
)
と
違
(
ちが
)
つて
窮屈
(
きゆうくつ
)
ではあらうが
うつせみ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
しかし、
今
(
いま
)
からもう
病家
(
びやうか
)
廻
(
まは
)
りでもあるまいし、
自宅
(
じたく
)
へ
方々
(
はう/″\
)
から、
火
(
ひ
)
のつくやうに
迎
(
むか
)
への
使
(
つかひ
)
の
來
(
き
)
たことを
想像
(
さうざう
)
して、
腰
(
こし
)
をもぢ/\さしてゐた。
死刑
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
著者
(
ちよしや
)
は
關東大地震
(
かんとうだいぢしん
)
の
調査日記
(
ちようさにつき
)
に
於
(
おい
)
て、
大地震後
(
だいぢしんご
)
家族
(
かぞく
)
と
共
(
とも
)
に
自宅
(
じたく
)
に
安眠
(
あんみん
)
し、
一回
(
いつかい
)
も
野宿
(
のじゆく
)
しなかつたことを
記
(
しる
)
した。
地震の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
出品
(
しゆつぴん
)
の
製作
(
せいさく
)
は
皆
(
みん
)
な
自宅
(
じたく
)
で
書
(
か
)
くのだから、
何人
(
なにぴと
)
も
誰
(
たれ
)
が
何
(
なに
)
を
書
(
か
)
くのか
知
(
し
)
らない、
又
(
また
)
互
(
たがひ
)
に
祕密
(
ひみつ
)
にして
居
(
ゐ
)
た
殊
(
こと
)
に
志村
(
しむら
)
と
自分
(
じぶん
)
は
互
(
たがひ
)
の
畫題
(
ぐわだい
)
を
最
(
もつと
)
も
祕密
(
ひみつ
)
にして
知
(
し
)
らさないやうにして
居
(
ゐ
)
た。
画の悲み
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
自宅
(
じたく
)
には、
金塊
(
きんかい
)
こそないけれど、でめきん、りゆうきん、しゆぶんきん、
各種各様
(
かくしゅかくよう
)
の
金魚
(
きんぎょ
)
が
飼
(
か
)
つてある。ランチュウを
木製
(
もくせい
)
の
鉢
(
はち
)
にいれて
長
(
なが
)
いこと
眺
(
なが
)
めて、
嬉
(
うれ
)
しそうに
口笛
(
くちぶえ
)
をふきだした。
金魚は死んでいた
(新字新仮名)
/
大下宇陀児
(著)
▼ もっと見る
と
語
(
かた
)
つたし、メッキ
工場
(
こうじょう
)
の
中内技師
(
なかうちぎし
)
は、
自宅
(
じたく
)
でその
妻
(
つま
)
に
対
(
たい
)
し
金魚は死んでいた
(新字新仮名)
/
大下宇陀児
(著)
“自宅”の意味
《名詞》
自宅(じたく)
自分の(個人的な)家。
(出典:Wiktionary)
自
常用漢字
小2
部首:⾃
6画
宅
常用漢字
小6
部首:⼧
6画
“自宅”で始まる語句
自宅着