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答
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こたえ
ふりがな文庫
“
答
(
こたえ
)” の例文
立とまっては耳を
傾
(
かたむ
)
け、
答
(
こたえ
)
なき声を
空林
(
くうりん
)
にかけたりして、到頭甲州街道に出た。一廻りして、今度は雑木山の東側の
径
(
こみち
)
を取って返した。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
スウィーデンボルクまさに死せんとするや友人彼の心中の様を問う、彼
答
(
こたえ
)
ていわく「幼時老母の家を
訪
(
と
)
わんとするの
喜悦
(
よろこび
)
あり」
基督信徒のなぐさめ
(新字新仮名)
/
内村鑑三
(著)
また
或
(
ある
)
若者
(
わかもの
)
が
来
(
き
)
てどう
云
(
い
)
う
風
(
ふう
)
に
生活
(
せいかつ
)
をしたらいいかと
相談
(
そうだん
)
を
掛
(
か
)
けられる、と、
他人
(
たにん
)
はまず一
番
(
ばん
)
考
(
かんが
)
える
所
(
ところ
)
であろうが、
貴方
(
あなた
)
にはその
答
(
こたえ
)
はもうちゃんと
出来
(
でき
)
ている。
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
何
(
なに
)
をきかれてもこの
娘
(
こ
)
の
答
(
こたえ
)
は
簡単
(
かんたん
)
明瞭
(
めいりょう
)
、
幽界
(
ゆうかい
)
で
育
(
そだ
)
った
小供
(
こども
)
には
矢張
(
やは
)
りどこか
異
(
ちが
)
ったところがあるのでした。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
ハイと主命を
背
(
そむ
)
かず
答
(
こたえ
)
はしたものゝ、お前の器量だから先に約束をした女でもあるのだろう
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
▼ もっと見る
お登和嬢は
頓
(
とみ
)
に
答
(
こたえ
)
ず、
垂
(
たれ
)
たる
頭
(
こうべ
)
はいよいよ下を向て
一雫
(
ひとしずく
)
涙の
滴
(
たれ
)
し様子。
食道楽:秋の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
ジャンセエニュ
先生
(
せんせい
)
はこの
答
(
こたえ
)
ではお
気
(
き
)
に
入
(
い
)
りません。
母の話
(新字新仮名)
/
アナトール・フランス
(著)
イエス
答
(
こたえ
)
けるは人はパンのみにて
生
(
いく
)
るものにあらずただ神の口より
出
(
いづ
)
る
凡
(
すべて
)
の
言
(
ことば
)
に
因
(
よ
)
ると
録
(
しる
)
されたり
基督信徒のなぐさめ
(新字新仮名)
/
内村鑑三
(著)
えーもしお留守でございますか、おい/\師匠少しも
答
(
こたえ
)
がねえから誰も居ねえのだろう
松の操美人の生埋:02 侠骨今に馨く賊胆猶お腥し
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
答
常用漢字
小2
部首:⽵
12画
“答”を含む語句
返答
応答
應答
問答
受答
自問自答
口答
御答
解答
御返答
贈答
加答児
押問答
肺尖加答児
蘇門答剌
咽喉加答児
即答
答礼
笑而不答
手答
...