“咽喉加答児”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いんこうかたる50.0%
いんこうカタル50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さて一席申上げます、久しく休み居りました累ヶ淵のお話は、わたくし昨冬さくふゆより咽喉加答児いんこうかたるでさっぱり音声が出ませんから、寄席せきを休む様な訳で、なれども此の程は大分咽喉加答児の方はうございますが
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
「うふふん。どうもこの燻製の肉の色がすこし気に入らぬわい。こんなにくすんでいるやつは、肉が硬くていかん。こいつはきっと、煙っぽくて、喰っている間に、咽喉加答児いんこうカタルを起こすかもしれんぞ」