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枝豆
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えだまめ
ふりがな文庫
“
枝豆
(
えだまめ
)” の例文
斗満で食った土のものゝ内、甘藍、
枝豆
(
えだまめ
)
、
玉蜀黍
(
とうもろこし
)
、馬鈴薯、
南瓜
(
とうなす
)
、
蕎麦
(
そば
)
、
大根
(
だいこ
)
、
黍
(
きび
)
の
餅
(
もち
)
、何れも中々味が好い。唯
真桑瓜
(
まくわうり
)
は甘味が足らぬ。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
厭
(
いと
)
はず
未明
(
みめい
)
より起出て
枝豆
(
えだまめ
)
其外時の物を
自身
(
じしん
)
賣歩行
(
うりあるき
)
難澁
(
なんじふ
)
をも
厭
(
いと
)
はず孝行盡し候
段
(
だん
)
幼年
(
えうねん
)
には似合ざる孝心
奇特
(
きどく
)
之事に候
依
(
よつ
)
て御
褒美
(
はうび
)
として
鳥目
(
てうもく
)
十貫文
取
(
とら
)
せ
遣
(
つか
)
はす
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
そしておみちはそのわずかの畑に
玉蜀黍
(
とうもろこし
)
や
枝豆
(
えだまめ
)
やささげも
植
(
う
)
えたけれども
大抵
(
たいてい
)
は嘉吉を出してやってから
実家
(
じっか
)
へ
手伝
(
てつだ
)
いに行った。そうしてまだ
子供
(
こども
)
がなく三年
経
(
た
)
った。
十六日
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
柿
(
かき
)
、
栗
(
くり
)
、
葡萄
(
ぶどう
)
、
枝豆
(
えだまめ
)
、
里芋
(
さといも
)
なぞと共に、大いさ三寸ぐらいの
大団子
(
おおだんご
)
を
三方
(
さんぼう
)
に盛り、
尾花
(
おばな
)
や
女郎花
(
おみなえし
)
の
類
(
たぐい
)
を生けて、そして一夕を共に送ろうとするこんな風雅な席に招かれながら、どうして彼は
滑稽
(
こっけい
)
な
夜明け前:04 第二部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
再
(
ふたゝ
)
び
言
(
い
)
ひそびれて
御馳走
(
ごちそう
)
の
栗
(
くり
)
枝豆
(
えだまめ
)
ありがたく
頂戴
(
ちようだい
)
をなしぬ。
十三夜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
▼ もっと見る
おみちは
餅
(
もち
)
の三いろ、あんのと
枝豆
(
えだまめ
)
をすってくるんだのと
汁
(
しる
)
のとを
拵
(
こしら
)
えてしまって
膳
(
ぜん
)
の
支度
(
したく
)
もして
待
(
ま
)
っていた。嘉吉は
楊子
(
ようじ
)
をくわいて
峠
(
とうげ
)
へのみちをよこぎって川におりて行った。
十六日
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
や
察
(
さつ
)
しけん
孝心
(
かうしん
)
怠
(
おこた
)
り
無
(
なく
)
夏秋
(
なつあき
)
は
枝豆
(
えだまめ
)
を
賣歩行
(
うりある
)
き或ひは母が
手業
(
てわざ
)
の
助
(
たす
)
けと成又は使ひに
雇
(
やと
)
はれて其
賃錢
(
ちんせん
)
を
貰
(
もら
)
ひ
請
(
うけ
)
朝
(
あさ
)
な
夕
(
ゆふ
)
なの
孝行
(
かうかう
)
は見る人聞人感じける然るに
有日
(
あるひ
)
道之助は
例日
(
いつも
)
の通り
枝豆
(
えだまめ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
“枝豆”の解説
枝豆(えだまめ)は、大豆を未成熟で緑色のうちに枝ごと収穫し、ゆでて食用にするもの。そのため豆類に分類されず、緑黄色野菜に分類される。
(出典:Wikipedia)
枝
常用漢字
小5
部首:⽊
8画
豆
常用漢字
小3
部首:⾖
7画
“枝豆”で始まる語句
枝豆白玉