“大団子”の読み方と例文
読み方割合
おおだんご100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
柿（かき）、栗（くり）、葡萄（ぶどう）、枝豆（えだまめ）、里芋（さといも）なぞと共に、大いさ三寸ぐらいの大団子（おおだんご）を三方（さんぼう）に盛り、尾花（おばな）や女郎花（おみなえし）の類（たぐい）を生けて、そして一夕を共に送ろうとするこんな風雅な席に招かれながら、どうして彼は滑稽（こっけい）な
夜明け前：04 第二部下 (新字新仮名) ／ 島崎藤村(著)