トップ
>
林
>
ばやし
ふりがな文庫
“
林
(
ばやし
)” の例文
茱萸
(
ぐみ
)
の
木
(
き
)
林
(
ばやし
)
に、今井四郎兼平のひきいる六千余騎は、
鷲
(
わし
)
の
瀬
(
せ
)
を渡って
日宮
(
ひのみや
)
林に陣を構え、大将義仲は、一万余騎を引き連れ、
埴生
(
はにゅう
)
に陣を敷いた。
現代語訳 平家物語:07 第七巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
冬
(
ふゆ
)
の
日
(
ひ
)
はじきに
暮
(
く
)
れかかって、かなたの
黒
(
くろ
)
いすぎ
林
(
ばやし
)
の
頭
(
あたま
)
に
寒
(
さむ
)
い
西北
(
にしきた
)
の
風
(
かぜ
)
が
吹
(
ふ
)
いて、
動
(
うご
)
いているのを
見
(
み
)
ていますと、またちらちらと
雪
(
ゆき
)
が
落
(
お
)
ちてきました。
残された日
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
少し行くと
古
(
ふる
)
い寺の
隣
(
とな
)
りの杉
林
(
ばやし
)
を切り倒して、奇麗に
地平
(
ぢならし
)
をした上に、青ペンキ塗の西洋館を建てゝゐる。広田先生は寺とペンキ塗を等分に見てゐた。
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
こゝは、つまり、
寒帶林
(
かんたいりん
)
で、いはゆる
常緑針葉樹帶
(
じようりよくしんようじゆたい
)
です。それから
海拔
(
かいばつ
)
八千尺
(
はつせんじやく
)
の
四合目
(
しごうめ
)
まで
登
(
のぼ
)
れば、
林
(
はやし
)
は
三度
(
みたび
)
その
姿
(
すがた
)
を
變
(
か
)
へて、
常緑針葉樹
(
じようりよくしんようじゆ
)
の
林
(
はやし
)
は
落葉針葉樹
(
らくようしんようじゆ
)
のからまつ
林
(
ばやし
)
となつて
來
(
き
)
ます。
森林と樹木と動物
(旧字旧仮名)
/
本多静六
(著)
どん
栗
(
ぐり
)
林
(
ばやし
)
の小道にはいった。右を見、左を見、呼んでみたり、
藪
(
やぶ
)
を叩いてゆく。
新書太閤記:04 第四分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
ある
日
(
ひ
)
、
敏
(
とし
)
ちゃんは、
学校
(
がっこう
)
から
帰
(
かえ
)
りに、この
犬
(
いぬ
)
が、やはりなにかくわえて、わきめもふらずに
原
(
はら
)
っぱをかけて、あちらのすぎ
林
(
ばやし
)
の
中
(
なか
)
へゆくのを
見
(
み
)
ました。
母犬
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
こうおだてられると、
善吉
(
ぜんきち
)
は、つい、みんなとそこへいってみる
気
(
き
)
になりました。なるほど、すぎ
林
(
ばやし
)
の
中
(
うち
)
のいちばん
高
(
たか
)
い
木
(
き
)
の
上
(
うえ
)
の
方
(
ほう
)
に、からすは、
巣
(
す
)
をかけていた。
高い木と子供の話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
林
常用漢字
小1
部首:⽊
8画
“林”を含む語句
叢林
松林
雑木林
小林
樹林
林泉
竹林
森林
密林
吉林
聖林
灌木林
濶葉樹林
林藏
伯林青
林檎
伯林
梅林
山林
恵林寺
...