トップ
>
日
>
ヒ
ふりがな文庫
“
日
(
ヒ
)” の例文
原形は「
日
(
ヒ
)
」となり、変形したものに、直日・禍津日・つくよみ・山つみ・
海
(
ワタ
)
つみなどのひ・みとなつて、かみに歩みよる筋路を作つた。
万葉集研究
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
私事かの
浮木
(
ウキキ
)
の亀と申ハ何やらはなのさきにまいさがりて、
日
(
ヒ
)
のかげお見る事ができぬげな。
手紙:062 慶応三年四月初旬 坂本乙女あて
(新字旧仮名)
/
坂本竜馬
(著)
女房
(
ニョウボウ
)
ノヘソクリ
盗
(
ヌス
)
ンデ
短銃
(
タンジュウ
)
買
(
カ
)
ウガ
如
(
ゴト
)
キトキメキ、
一読
(
イチドク
)
、ムセビ
泣
(
ナ
)
イテ、
三嘆
(
サンタン
)
、ワガ
身
(
ミ
)
クダラナク
汚
(
キタナ
)
ク
壁
(
カベ
)
ニ
頭
(
アタマ
)
打
(
ウ
)
チツケタキ
思
(
オモ
)
イ、アア、
君
(
キミ
)
ノ
姿
(
スガタ
)
ノミ
燦然
(
サンゼン
)
、
日
(
ヒ
)
マワリノ
花
(
ハナ
)
、
石坂君
(
イシザカクン
)
創生記
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
○
手間取
(
テマド
)
りと
春風
(
ハルカゼ
)
ア
日
(
ヒ
)
一杯
(
イツパイ
)
。
津軽地方特有の俚諺
(新字旧仮名)
/
福士幸次郎
(著)
この
中
(
ヂユウ
)
申し上げた
滋賀津彦
(
シガツヒコ
)
は、やはり隼別でもおざりました。
天若日子
(
アメワカヒコ
)
でもおざりました。
天
(
テン
)
の
日
(
ヒ
)
に矢を射かける——。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
、
釈迢空
(著)
▼ もっと見る
さう言ふことが出来るほど、彼岸の中日は、まるで何かを思ひつめ、何かに
誘
(
オビ
)
かれたやうになつて、大空の
日
(
ヒ
)
を追うて歩いた人たちがあつたものである。
山越しの阿弥陀像の画因
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
さう言ふことが出來るほど、彼岸の中日は、まるで何かを思ひつめ、何かに
誘
(
オビ
)
かれたやうになつて、大空の
日
(
ヒ
)
を追うて歩いた人たちがあつたものである。
山越しの阿弥陀像の画因
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
さう言ふことが出來るほど、彼岸の中日は、まるで何かを思ひつめ、何かに
誘
(
オビ
)
かれたやうになつて、大空の
日
(
ヒ
)
を追うて歩いた人たちがあつたものである。
山越しの弥陀
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
、
釈迢空
(著)
既に述べた「
日
(
ヒ
)
の
伴
(
トモ
)
」のなつかしい女風俗なども、日置法と関聯する所はないだらうが、日祀りの信仰と離れては説かれぬものだといふことは、凡考へてゐてよからう。
山越しの阿弥陀像の画因
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
既に述べた「
日
(
ヒ
)
の
伴
(
トモ
)
」のなつかしい女風俗なども、日置法と關聯する所はないだらうが、日祀りの信仰と離れては説かれぬものだといふことは、凡考へてゐてよからう。
山越しの阿弥陀像の画因
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
既に述べた「
日
(
ヒ
)
の
伴
(
トモ
)
」のなつかしい女風俗なども、日置法と關聯する所はないだらうが、日祀りの信仰と離れては説かれぬものだといふことは、凡考へてゐてよからう。
山越しの弥陀
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
、
釈迢空
(著)
この
中
(
ヂユウ
)
申し上げた
滋賀津彦
(
シガツヒコ
)
は、やはり隼別でもおざりました。
天若日子
(
アメワカヒコ
)
でもおざりました。
天
(
テン
)
の
日
(
ヒ
)
に矢を射かける——。併し、極みなく美しいお人でおざりましたがよ。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
この
中
(
ヂユウ
)
申し上げた
滋賀津彦
(
シガツヒコ
)
は、やはり隼別でもおざりました。
天若日子
(
アメワカヒコ
)
でもおざりました。
天
(
テン
)
の
日
(
ヒ
)
に矢を射かける——。併し、
極
(
キハ
)
みなく美しいお人でおざりましたがよ。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
かの
日
(
ヒ
)
の
夕
(
ユフベ
)
、山の
端
(
ハ
)
に見た俤びと——。乳のあたりと、膝元とにある手——その
指
(
オヨビ
)
、白玉の
指
(
オヨビ
)
。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
、
釈迢空
(著)
かの
日
(
ヒ
)
の
夕
(
ユフベ
)
、山の
端
(
ハ
)
に見た俤びと——。乳のあたりと、膝元とにある手——その
指
(
オヨビ
)
、白玉の
指
(
オヨビ
)
。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
かの
日
(
ヒ
)
の
夕
(
ユフベ
)
、山の
端
(
ハ
)
に見た俤びと——。乳のあたりと、膝元とにある手——その
指
(
オヨビ
)
、白玉の
指
(
オヨビ
)
。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
最近のものでは、
日
(
ヒ
)
ノ
丸
(
マル
)
の国旗の竿の尖に、普通は赤い球などを附け、日は一つ影は三つの感があるが、稍大きな辻々などに立てる旗竿には、是亦目籠に金紙・銀紙などを張つてゐる。
髯籠の話
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
初春の聖水は、復活の威霊の寓りとして、
変若水
(
ヲチミヅ
)
信仰の起因となつたものである。天子のみ
代
(
ヨ
)
替りを以て、
日
(
ヒ
)
の
御子
(
ミコ
)
の断えざる復活の現象と考へ、其を促す力を水にあるものと見たのである。
国文学の発生(第四稿):唱導的方面を中心として
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
これを
日
(
ヒ
)
の
伴
(
トモ
)
と謂つてゐる。宮津辺では、
日天様
(
ニツテンサマ
)
の
御伴
(
オトモ
)
と称して、以前は同様の行事があつたが、其は、彼岸の中日にすることになつてゐた。紀伊の那智郡では唯おともと謂ふ……。かうある。
山越しの阿弥陀像の画因
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
これを
日
(
ヒ
)
の
伴
(
トモ
)
と謂つてゐる。宮津邊では、
日天樣
(
ニツテンサマ
)
の
御伴
(
オトモ
)
と稱して、以前は同樣の行事があつたが、其は、彼岸の中日にすることになつてゐた。紀伊の那智郡では唯おともと謂ふ……。かうある。
山越しの阿弥陀像の画因
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
これを
日
(
ヒ
)
の
伴
(
トモ
)
と謂つてゐる。宮津邊では、
日天樣
(
ニツテンサマ
)
の
御伴
(
オトモ
)
と稱して、以前は同樣の行事があつたが、其は、彼岸の中日にすることになつてゐた。紀伊の那智郡では唯おともと謂ふ……。かうある。
山越しの弥陀
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
、
釈迢空
(著)
○あまてるや……
日
(
ヒ
)
のけに(あまてる……月)
形容詞の論:――語尾「し」の発生――
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
“日”の意味
《名詞》
(ひ、ニチ、ニッ)太陽。
(ひ、ニッ)日光。日差し。
(ひ、ニチ、ニッ、ジツ)地球が1周の自転をするのにかかる時間の単位。おもに平均太陽日。暦日。
(ひ、ニチ、ニッ)太陽が観測できる時間帯。昼。
(ひ、ニチ、ニッ、ジツ)特定の一日。
(ひ、ニチ、ニッ)日数。日々。
(出典:Wiktionary)
日
常用漢字
小1
部首:⽇
4画
“日”を含む語句
日本
昨日
明日
一昨日
日光
日中
今日
日本人
過日
日常
一日
後日
平日
日向
幾日
終日
何日
先日
春日
毎日
...