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大地
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だいぢ
ふりがな文庫
“
大地
(
だいぢ
)” の例文
萬有
(
ばんいう
)
の
母
(
はゝ
)
たる
大地
(
だいぢ
)
は
其
(
その
)
墓所
(
はかどころ
)
でもあり、
又
(
また
)
其
(
その
)
埋葬地
(
まいさうち
)
たるものが
其
(
その
)
子宮
(
こぶくろ
)
でもある、さて
其
(
その
)
子宮
(
こぶくろ
)
より千
差
(
さ
)
萬
別
(
べつ
)
の
兒供
(
こども
)
が
生
(
うま
)
れ、
其
(
その
)
胸
(
むね
)
をまさぐりて
乳
(
ち
)
を
吸
(
す
)
ふやうに
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
以て待居たり酒井樣の
先供
(
さきども
)
之を見て汝等何者にて
願
(
ねが
)
ひの筋は
何
(
なに
)
成
(
なる
)
やと云ふ兩人は
大地
(
だいぢ
)
に手を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
突然
(
とつぜん
)
取
(
と
)
つて
大地
(
だいぢ
)
へ
叩
(
たゝ
)
きつけると、これほどの
奴等
(
やつら
)
が
何万
(
なんまん
)
となく
巣
(
す
)
をくつて
我
(
わが
)
ものにして
居
(
ゐ
)
やうといふ
処
(
ところ
)
、
予
(
かね
)
て
其
(
そ
)
の
用意
(
ようい
)
はして
居
(
ゐ
)
ると
思
(
おも
)
はれるばかり、
日
(
ひ
)
のあたらぬ
森
(
もり
)
の
中
(
なか
)
の
土
(
つち
)
は
柔
(
やはらか
)
い
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
鐵拳
(
かなこぶし
)
に
撲倒
(
はりたふ
)
す
勇氣
(
ゆうき
)
はあれど
誠
(
まこと
)
に
父母
(
ちゝはゝ
)
いかなる
日
(
ひ
)
に
失
(
う
)
せて
何時
(
いつ
)
を
精進日
(
しやうじんび
)
とも
心得
(
こゝろえ
)
なき
身
(
み
)
の、
心細
(
こゝろぼそ
)
き
事
(
こと
)
を
思
(
おも
)
ふては
干場
(
ほしば
)
の
傘
(
かさ
)
のかげに
隱
(
かく
)
れて
大地
(
だいぢ
)
を
枕
(
まくら
)
に
仰向
(
あふむ
)
き
臥
(
ふ
)
してはこぼるゝ
涙
(
なみだ
)
を
呑込
(
のみこ
)
みぬる
悲
(
かな
)
しさ
わかれ道
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
黒き
大地
(
だいぢ
)
に並び夢みて
晶子詩篇全集
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
▼ もっと見る
鉄拳
(
かなこぶし
)
に張たほす勇気はあれども誠に父母いかなる日に失せて
何時
(
いつ
)
を精進日とも心得なき身の、心細き事を思ふては
干場
(
ほしば
)
の傘のかげに隠くれて
大地
(
だいぢ
)
を
枕
(
まくら
)
に
仰向
(
あほの
)
き
臥
(
ふ
)
してはこぼるる涙を呑込みぬる悲しさ
わかれ道
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
“大地”の意味
《名詞》
大 地(だいち)
天に対して、地上。広大な土地。
(出典:Wiktionary)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
地
常用漢字
小2
部首:⼟
6画
“大地”で始まる語句
大地震
大地主
大地軸孔
大地震後
大地主神
大地図
大地獄
大地神女
大地開閉
大地電位