“大地軸孔”の読み方と例文
読み方割合
カラ・ジルナガン100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
というのは、次のような声明書、「大地軸孔（カラ・ジルナガン）」行きを断念するという意外な折竹の発表が、朝刊締切後の深更の各社をおどろかした。
人外魔境：10 地軸二万哩 (新字新仮名) ／ 小栗虫太郎(著)
あるいは、その底には奇怪な住民がいて……というのがますます奇想をつのらせる、「大地軸孔（カラ・ジルナガン）」の怪魔焔の謎。
人外魔境：10 地軸二万哩 (新字新仮名) ／ 小栗虫太郎(著)
いや、その中腹にくっきりと黒く、一本の肋骨のようなものが見えるだろう。それが地獄の劫火（ごうか）ほの見える底なし谷といわれている、黒い骨の「大地軸孔（カラ・ジルナガン）」。
人外魔境：10 地軸二万哩 (新字新仮名) ／ 小栗虫太郎(著)