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土民
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どみん
ふりがな文庫
“
土民
(
どみん
)” の例文
「近日は
土民
(
どみん
)
・
侍
(
さむらい
)
の階級を見ざる時なり。非人三党の輩たりといえども、守護・国司の望をなすべく、左右する能はざるものなり」
特殊部落の成立沿革を略叙してその解放に及ぶ
(新字新仮名)
/
喜田貞吉
(著)
糺
(
たゞ
)
す奉行
職
(
しよく
)
なるぞ私しが事で濟ものか九助事は確乎なる證據有により
數日
(
すじつ
)
吟味なす所なり如何に
土民
(
どみん
)
なればとて
理非
(
りひ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
手前は浪人でも
土民
(
どみん
)
なぞにへえつくする事はない、残念に心得ているが、打明話を致すが、江戸に親類どもゝある身の上、江戸へ帰るにも何か土産がないが
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
此石
出
(
いづ
)
ると
土民
(
どみん
)
ども温泉寺へしらせる事なり、きはめて
翌
(
よく
)
年住僧
遷化
(
せんげ
)
なり、則しるしに此石を立る。九代以前より始りしが代々九代の石塔、同石同様にて少しも
違
(
たが
)
はず
並
(
なら
)
びあり。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
此地震
(
このぢしん
)
の
場合
(
ばあひ
)
に
於
(
おい
)
て、
大地
(
だいち
)
の
開閉
(
かいへい
)
を
起
(
おこ
)
した
所
(
ところ
)
は、リスボンの
對岸
(
たいがん
)
、アフリカのモロッコ
國
(
こく
)
の
首府
(
しゆふ
)
モロッコから
三里
(
さんり
)
ほど
離
(
はな
)
れた
一部落
(
いちぶらく
)
であつて、そこにはベスンバ
種族
(
しゆぞく
)
と
呼
(
よ
)
ばれる
土民
(
どみん
)
が
住
(
す
)
まつてゐた。
地震の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
▼ もっと見る
Kandy
(
キヤンデイ
)
にゆく途中にて
土民
(
どみん
)
等が象に命令するこゑ聞きつ
つゆじも
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
此石
出
(
いづ
)
ると
土民
(
どみん
)
ども温泉寺へしらせる事なり、きはめて
翌
(
よく
)
年住僧
遷化
(
せんげ
)
なり、則しるしに此石を立る。九代以前より始りしが代々九代の石塔、同石同様にて少しも
違
(
たが
)
はず
並
(
なら
)
びあり。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
この
時
(
とき
)
大地
(
だいち
)
の
開閉
(
かいへい
)
によつて
土民
(
どみん
)
は
勿論
(
もちろん
)
、
彼等
(
かれら
)
の
飼
(
か
)
つてゐた
畜類
(
ちくるい
)
は
牛馬
(
ぎゆうば
)
、
駱駝
(
らくだ
)
等
(
とう
)
に
至
(
いた
)
るまで
盡
(
こと/″\
)
くそれに
吸
(
す
)
ひ
込
(
こ
)
まれ、
八千
(
はつせん
)
乃至
(
ないし
)
一萬
(
いちまん
)
の
人口
(
じんこう
)
を
有
(
ゆう
)
してをつたこの
部落
(
ぶらく
)
は
其
(
その
)
ために
跡方
(
あとかた
)
もなく
失
(
うしな
)
はれたといふ。
地震の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
見込て御願ひに參りし
土民
(
どみん
)
の申事を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
“土民(
土人
)”の解説
土人(どじん)とは、律令制度において「本貫地に居住している人」、「其の地に生まれ住む人。土地の人」、「原住民、現地人」。
現代では「原始的生活をする、土着の人種」、「土人形・土偶」、「未開地域の原始的な生活をしている住民を侮蔑していった語」"kb泉"を第2義とする辞書もあり、土民(どみん)とも呼ばれる。
(出典:Wikipedia)
土
常用漢字
小1
部首:⼟
3画
民
常用漢字
小4
部首:⽒
5画
“土”で始まる語句
土産
土
土地
土塀
土間
土器
土手
土瓶
土堤
土耳古