“八千”の読み方と例文
読み方割合
はつせん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
未(いま)だ幾干(いくばく)ならざるに、昌黎(しやうれい)、朝(てう)に佛骨(ぶつこつ)の表(へう)を奉(たてまつ)るに因(よ)り、潮州(てうしう)に流(なが)されぬ。八千(はつせん)の途(みち)、道(みち)に日(ひ)暮(く)れんとし偶(たま/\)雪(ゆき)降(ふ)る。晦冥陰慘(くわいめいいんさん)、雲(くも)冷(つめ)たく、風(かぜ)寒(さむ)く、征衣(せいい)纔(わづか)に黒(くろ)くして髮(かみ)忽(たちま)ち白(しろ)し。
花間文字 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
この時(とき)大地(だいち)の開閉(かいへい)によつて土民(どみん)は勿論(もちろん)、彼等(かれら)の飼(か)つてゐた畜類(ちくるい)は牛馬(ぎゆうば)、駱駝(らくだ)等(とう)に至(いた)るまで盡(こと/″\)くそれに吸(す)ひ込(こ)まれ、八千(はつせん)乃至(ないし)一萬(いちまん)の人口(じんこう)を有(ゆう)してをつたこの部落(ぶらく)は其(その)ために跡方(あとかた)もなく失(うしな)はれたといふ。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)