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叫
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わめ
ふりがな文庫
“
叫
(
わめ
)” の例文
これを指しては、
背低
(
せびく
)
の大隊長殿が占領々々と
叫
(
わめ
)
いた通り、此処を占領したのであってみれば、これは敗北したのではない。
四日間
(新字新仮名)
/
フセヴォロド・ミハイロヴィチ・ガールシン
(著)
ゾオラが
偶々
(
たま/\
)
醜悪
(
しうあく
)
のまゝを
写
(
うつ
)
せば
青筋
(
あをすじ
)
出して
不道徳
(
ふだうとく
)
文書
(
ぶんしよ
)
なりと
罵
(
のゝし
)
り
叫
(
わめ
)
く事さりとは
野暮
(
やぼ
)
の
行
(
い
)
き
過
(
す
)
ぎ
余
(
あま
)
りに
業々
(
げふ/\
)
しき
振舞
(
ふるまひ
)
なり。
為文学者経
(新字旧仮名)
/
内田魯庵
、
三文字屋金平
(著)
「カフエエへ」と云ふ塾監の声を聞いて今迄絵を稽古して居た五十余人の同学生が「オオ、ラ、ラ」と一斉に
叫
(
わめ
)
き立ち
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
カピ妻
往來
(
わうらい
)
の
人々
(
ひと/″\
)
は、
或
(
ある
)
ひはロミオと
呼
(
よ
)
び、
或
(
ある
)
ひはヂュリエット、
或
(
ある
)
ひはパリスと
呼
(
よ
)
びかはして、
聲々
(
こゑ/″\
)
に
叫
(
わめ
)
き
立
(
た
)
て、
吾屋
(
わがや
)
の
廟屋
(
たまや
)
へと
急
(
いそ
)
ぎまする。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
今日は
市
(
いち
)
立つ日とて、
秤
(
はかり
)
を腰に
算盤
(
そろばん
)
を懐にしたる人々のそこここに行きかい、糸繭の
売買
(
うりかい
)
に声かしましく
罵
(
ののし
)
り
叫
(
わめ
)
く。
知々夫紀行
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
▼ もっと見る
この時下の方で
頻
(
しき
)
りと
叫
(
わめ
)
く声が耳に入る——何しろ沖から吹く風の強いのと、石油の臭いが烈しいので気が気でなく、目が昏んで空耳のようにも思われた。
暗い空
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
突きコリヤ歩かれぬと
叫
(
わめ
)
くを車夫二人手を取り
跡押
(
あとおし
)
せし車夫の女房
二
(
ふたつ
)
の
提灯
(
てうちん
)
を左右の手に持ち瀧のほとりに指上げたり瀧は高きにあらねど
昨日
(
きのふ
)
今日
(
けふ
)
の雨に水勢を増しさながら大河を
木曽道中記
(旧字旧仮名)
/
饗庭篁村
(著)
「お母さん!」と、思い存分に
叫
(
わめ
)
きますと、その声は
木精
(
こだま
)
にひびいて確かに母さんの耳にも聞えたのです。
迷い路
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
カピ長
何
(
なん
)
とした
事
(
こと
)
ぢゃ、
街上
(
そと
)
にて
人々
(
ひと/\
)
の
叫
(
わめ
)
き
立
(
た
)
つるは?
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
「オイ、英語を知っているか、
己
(
おれ
)
が教えてやる。」と
叫
(
わめ
)
きながら、とぼとぼと来かかったものがあった。
僧
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
怪物が
叫
(
わめ
)
いて、静かな、広い野を地響を
打
(
うっ
)
て来た時、眠っている草、木、家は眼醒めた。
僧
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
もう、今頃は、誰かが見付かった時分であろうと思ったが、皆んなの
叫
(
わめ
)
く声も聞えなかった。彼は、
尚
(
な
)
お声を
潜
(
ひそ
)
めて、黙って、若しや鬼がこの上の辺りを通っているのではないかと思っていた。
過ぎた春の記憶
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
“叫”の解説
『叫』(さけび)は、2006年の日本映画。黒沢清監督・脚本、役所広司主演によるミステリー・ホラー映画。2006年からヴェネツィア国際映画祭など各国の映画祭で上映され、日本では2007年2月24日に公開された。
(出典:Wikipedia)
叫
常用漢字
中学
部首:⼝
6画
“叫”を含む語句
叫喚
叫声
絶叫
矢叫
雄叫
喚叫
阿鼻叫喚
泣叫
叫喊
悲叫
叫聲
号叫
叫喚合唱
大叫喚
流叫
鉄叫子
譚叫天
悶叫
打叫
小叫天
...