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そうこ
ふりがな文庫
“
倉庫
(
そうこ
)” の例文
倉庫
(
そうこ
)
の
屋根
(
やね
)
もあんまりのその怒りように、まさかこんなはずではなかったと言うように少しあきれて、だまってその顔を見ていました。
シグナルとシグナレス
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
終戦のときには、西口家の
倉庫
(
そうこ
)
にも、軍の
物資
(
ぶっし
)
が
天井
(
てんじょう
)
まで積みあげてあるという
噂
(
うわさ
)
もあったが、ほんとうかうそかさえも分からずにすぎている。
二十四の瞳
(新字新仮名)
/
壺井栄
(著)
ちょうど、この
屋根
(
やね
)
から、
裏
(
うら
)
の
空
(
あ
)
き
地
(
ち
)
を
横切
(
よこぎ
)
って、あちらの
倉庫
(
そうこ
)
の
屋根
(
やね
)
へ、
電燈線
(
でんとうせん
)
がつづいているのを
発見
(
はっけん
)
しました。
ねずみの冒険
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
昔は
倉庫
(
そうこ
)
に使われていたのですが、今は道路とのさかいの板壁もとりはらわれて、なんの目ざわりになるものもなく、そのへんいったい、一目で見わたせます。
青銅の魔人
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
「ええ、ただそりゃボエエムなの。
下宿
(
げしゅく
)
も妙なところにいるのよ。
羅紗屋
(
らしゃや
)
の
倉庫
(
そうこ
)
の二階を借りているの。」
春
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
▼ もっと見る
そしてまた、高い
起重機
(
きじゅうき
)
や、ドックや、大きな
倉庫
(
そうこ
)
や、兵器庫や、
弾薬庫
(
だんやくこ
)
や、
綱
(
つな
)
より
場
(
ば
)
や、岩にあたってくだけたために使われなくなっている大きなドックなどを見ました。
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
機械人間
(
ロボット
)
は、ひとりで上に動きだすはずはないのだ。いや、待てよ。
地階
(
ちかい
)
の
倉庫
(
そうこ
)
に、古い型の制御台が一つしまってあった。あれをだれかが使って、機械人間をあやつっているのかな
超人間X号
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
やがて
曲馬団
(
きょくばだん
)
の一行を乗せた汽車は
出発
(
しゅっぱつ
)
してしまいました。一人あとに
残
(
のこ
)
された新吉はがっかりしてその場につっ立っていました。まもなく曲馬の
荷物
(
にもつ
)
は
倉庫
(
そうこ
)
の方へ引かれて行きました。
曲馬団の「トッテンカン」
(新字新仮名)
/
下村千秋
(著)
倉庫
(
そうこ
)
のような
古
(
ふる
)
い
建
(
た
)
て
物
(
もの
)
が
昔
(
むかし
)
のまゝに
設
(
まう
)
けてあるといふ
風
(
ふう
)
であります。
博物館
(旧字旧仮名)
/
浜田青陵
(著)
いつか
霧
(
きり
)
がはれてそら一めんの星が、青や
橙
(
だいだい
)
やせわしくせわしくまたたき、
向
(
む
)
こうにはまっ黒な
倉庫
(
そうこ
)
の
屋根
(
やね
)
が
笑
(
わら
)
いながら立っておりました。
シグナルとシグナレス
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
同
(
おな
)
じような
倉庫
(
そうこ
)
が
並
(
なら
)
んでいるので、どれがそれであったかと
迷
(
まよ
)
いましたが、たしかに、それと
思
(
おも
)
った
倉庫
(
そうこ
)
のとびらの
前
(
まえ
)
にたたずみ、やがて
押
(
お
)
して
開
(
ひら
)
きました。
新しい町
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
荒
(
あ
)
れ
倉庫
(
そうこ
)
の秘密
疑問の金塊
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
突然
(
とつぜん
)
向
(
む
)
こうのまっ黒な
倉庫
(
そうこ
)
が、空にもはばかるような声でどなりました。二人はまるでしんとなってしまいました。
シグナルとシグナレス
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
幸三
(
こうぞう
)
は、
堤
(
つつみ
)
について
南
(
みなみ
)
へゆきますと、
両側
(
りょうがわ
)
に、
倉庫
(
そうこ
)
ばかりの
建
(
た
)
ち
並
(
なら
)
んだところへ
出
(
で
)
ました。
新しい町
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
倉庫
(
そうこ
)
もくねじ
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
幸三
(
こうぞう
)
は、
倉庫
(
そうこ
)
がちがったのでないかと、あたりを
見
(
み
)
まわしますと、
番号
(
ばんごう
)
も
同
(
おな
)
じければ、すべての
記憶
(
きおく
)
が
同
(
おな
)
じでありましたから、
社長
(
しゃちょう
)
にお
目
(
め
)
にかかって、
少年
(
しょうねん
)
のことをたずねようと
思
(
おも
)
いました。
新しい町
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
“倉庫”の解説
倉庫(そうこ)は、有形の物品を保存・収納するための建造物である。ただし、業務(いわゆる貸し倉庫)として営む場合は、建造物でないこともある(後述)。日本列島に現存する最古の倉庫は、奈良県奈良市にある高床倉庫「正倉院」である。
(出典:Wikipedia)
倉
常用漢字
小4
部首:⼈
10画
庫
常用漢字
小3
部首:⼴
10画
“倉庫”で始まる語句
倉庫係
倉庫口
倉庫方