“そうこ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ソウコ
語句割合
蒼古32.5%
倉庫30.0%
操觚27.5%
巣湖7.5%
桑弧2.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
また菊の香という名詞の下には「の馥郁ふくいくたるがごとく」という文字とか、また温雅なる色彩とか、蒼古そうこな感じとかいうような
俳句の作りよう (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
終戦のときには、西口家の倉庫そうこにも、軍の物資ぶっし天井てんじょうまで積みあげてあるといううわさもあったが、ほんとうかうそかさえも分からずにすぎている。
二十四の瞳 (新字新仮名) / 壺井栄(著)
それ故に同じ操觚そうこでも天下の木鐸ぼくたくとしての新聞記者を希望して、官報局をめた時既に新聞記者たらんとして多少の運動をもした位だから
二葉亭追録 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)
また、呂蒙りょもうの意見を容れて、濡須じゅしゅ安徽省あんきしょう巣湖そうこ長江ちょうこうの中間)の水流の口から一帯にかけて、つつみを築いた。
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
今に至ってもその辺の土人は兎をらぬと見え、また後漢の劉昆弟子常に五百余人あり、春秋の饗射ごとに桑弧そうこ蒿矢こうしもて兎の首を射、県宰すなわち吏属を率いてこれをたとあり