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休息
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やすみ
ふりがな文庫
“
休息
(
やすみ
)” の例文
それは多くの農夫の為に、一日の
疲労
(
つかれ
)
を
犒
(
ねぎら
)
ふやうにも、楽しい
休息
(
やすみ
)
を
促
(
うなが
)
すやうにも聞える。まだ野に残つて働いて居る人々は、いづれも仕事を急ぎ初めた。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
つけてお帰りなさいね。お宅はモルトン町だそうですから、そんな遠い所から、わざわざ出直していらっしゃらないでもよろしゅうございますわ。お宅へ帰って
悠
(
ゆっく
)
りお
休息
(
やすみ
)
なさい
P丘の殺人事件
(新字新仮名)
/
松本泰
(著)
同室
(
どうしつ
)
で
誰
(
だれ
)
かゞ
釦鈕
(
ぼたん
)
を
落
(
おと
)
したとか
匙
(
さじ
)
を
落
(
おと
)
したとか
云
(
い
)
ふ
場合
(
ばあひ
)
には、
彼
(
かれ
)
が
先
(
ま
)
づ
寐臺
(
ねだい
)
から
起
(
おき
)
上
(
あが
)
つて、
取
(
と
)
つて
遣
(
や
)
る。
毎朝
(
まいあさ
)
起
(
おき
)
ると
同室
(
どうしつ
)
の
者等
(
ものら
)
にお
早
(
はや
)
うと
云
(
い
)
ひ、
晩
(
ばん
)
には
又
(
また
)
お
休息
(
やすみ
)
なさいと
挨拶
(
あいさつ
)
もする。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
「反吐を吐いて落第するのか、おやおや。じゃ仕方がない。おれも
一
(
ひ
)
と
休息
(
やすみ
)
仕
(
つかまつ
)
ろう」
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
私
(
わし
)
は
昔
(
むかし
)
から
美
(
うつく
)
しいこの
山
(
やま
)
や、
森林
(
しんりん
)
や、
花
(
はな
)
の
咲
(
さ
)
く
野原
(
のはら
)
を
愛
(
あい
)
する。いまの
人間
(
にんげん
)
はすこしの
休息
(
やすみ
)
もなく、
疲
(
つか
)
れということも
感
(
かん
)
じなかったら、またたくまにこの
地球
(
ちきゅう
)
の
上
(
うえ
)
は
砂漠
(
さばく
)
となってしまうのだ。
眠い町
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
▼ もっと見る
少し離れた処からこの
光景
(
ありさま
)
を横目で見ながら、静かに狒々の毛皮を脱いで一と
休息
(
やすみ
)
しようとしている男があった。上品な立派な容貌と、スポーツマンのような美事な風采とに私達は目を見張った。
鉄の処女
(新字新仮名)
/
大倉燁子
(著)
女房
貴女
(
あなた
)
、お
草臥
(
くたびれ
)
でございましょう。一息、お
休息
(
やすみ
)
なさいますか。
海神別荘
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
只今
(
ただいま
)
兄がお礼に参りましたの。先生がお好きって妾が申しましたからってね、倉屋の羊羹を持って参りましたの……イイエ。もう帰りましたの。折角お
休息
(
やすみ
)
のところをお妨げしてはいけないってね。
少女地獄
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
こころ
休息
(
やすみ
)
を求めつつ
鷹の井戸(一幕)
(新字旧仮名)
/
ウィリアム・バトラー・イエイツ
(著)
同室
(
どうしつ
)
で
誰
(
だれ
)
かが
釦鈕
(
ぼたん
)
を
落
(
おと
)
したとか
匙
(
さじ
)
を
落
(
おと
)
したとか
云
(
い
)
う
場合
(
ばあい
)
には、
彼
(
かれ
)
がまず
寝台
(
ねだい
)
から
起
(
おき
)
上
(
あが
)
って、
取
(
と
)
って
遣
(
や
)
る。
毎朝
(
まいあさ
)
起
(
おき
)
ると
同室
(
どうしつ
)
の
者等
(
ものら
)
にお
早
(
はよ
)
うと
云
(
い
)
い、
晩
(
ばん
)
にはまたお
休息
(
やすみ
)
なさいと
挨拶
(
あいさつ
)
もする。
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
夜の
休息
(
やすみ
)
を知らせる鐘が鳴り渡つて、
軈
(
やが
)
て見廻りに来る舎監の靴の音が遠く廊下に響くといふ頃は、沈まりかへつて居た朋輩が
復
(
ま
)
た起出して、暗い寝室の内で雑談に耽つたことを憶出した。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
こゝに闇あり
休息
(
やすみ
)
あり
藤村詩抄:島崎藤村自選
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
こゝに闇あり
休息
(
やすみ
)
あり
若菜集
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
“休息(休み時間)”の解説
休み時間(やすみじかん)とは、それまでの活動を中断し休憩や休息を取る時間のこと。多くは学校や会社の活動時間内においてそれを中断する時間のことを指す。だが、愛知県内の学校ではこの言葉は用いられない(後述)。労働などにおいては、休憩時間(きゅうけいじかん)あるいは休息時間(きゅうそくじかん)などと呼称することが多い。
(出典:Wikipedia)
休
常用漢字
小1
部首:⼈
6画
息
常用漢字
小3
部首:⼼
10画
“休息”で始まる語句
休息所
休息時間
休息員
休息期
休息小屋
休息状態