“休息所”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きゅうそくじょ50.0%
やすみどころ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
加冠が終わって、いったん休息所きゅうそくじょに下がり、そこで源氏は服を変えて庭上の拝をした。参列の諸員は皆小さい大宮人の美に感激の涙をこぼしていた。帝はまして御自制なされがたい御感情があった。
源氏物語:01 桐壺 (新字新仮名) / 紫式部(著)
夏も極暑の節一盛ひとさかりで、やがて初冬にもなれば、上のやしろの森の中で狐が鳴こうという場所柄の、さびれさ加減思うべしで、建廻した茶屋休息所やすみどころ、その節は、ビール聞し召せ枝豆も候だのが
政談十二社 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)