休息所やすみどころ)” の例文
夏も極暑の節一盛ひとさかりで、やがて初冬にもなれば、上のやしろの森の中で狐が鳴こうという場所柄の、さびれさ加減思うべしで、建廻した茶屋休息所やすみどころ、その節は、ビール聞し召せ枝豆も候だのが
政談十二社 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)