“村中”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
むらぢう40.0%
むらじゅう40.0%
そんちゆう10.0%
むらちう10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ハイ、御覽ごらんとほり、むらではおほきな建物たてものです。しかしこのおてら村中むらぢう人達ひとたちめにあるのです。わたしはこゝに御奉公ごほうこうしてるのです。
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
たちまちブクブクと水底みずそこしずんでしまいました。しばらくぎてからそのこと発見はっけんされて村中むらじゅう大騒おおさわぎとなりました。
秋山に良材りやうざい多しといへども、村中そんちゆうをながるゝ中津川屈曲まがりくねり深き所浅き所ありていかだをくだしがたく、又は牛馬をつかはざれば良材りやうざいを出しがたく、ざいをうる事かたければ天然てんねん貧地ひんち也。
つぎ候樣村中むらちう相談さうだんの上申聞候にかれ幼年えうねんながら發明はつめいにて我々へ申候には山伏やまぶし艱行苦行なんぎやうくぎやうする者にて幼年の私し未だ右等みぎら修行しゆぎやうも致さず候へばしばら他國たこく致し苦行くぎやうを修め候上立戻たちもど師匠ししやうあと
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)