“みもの”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
見物70.0%
観物22.7%
壮観2.7%
觀物2.7%
看物1.8%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「今日は特別な見世物を御覧に入れる。一度あって二度とない見物みもの、こんな日に入り当てたお客様は仕合せだ、サア、いいか」
母親のお槇は言うのです、口辺に漂う苦笑を、あわてて掻き消して、精一杯の真剣な顔になるのは、かなりの見物みものでした。
あくる朝の津田は、顔も洗わない先から、昨夜ゆうべ寝るまで全く予想していなかった不意の観物みものによって驚ろかされた。
明暗 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
あのように言語道断な切りさいなまれ方をされる宣告を受けることになっている人間の姿、それが観物みものなのであった。
しかし壮観みものはそればかりではなく、すぐに続いて見事な業が、見物の眼を眩惑くらました。
仇討姉妹笠 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
めづらしき壮観みものなりければ、近郷きんごうの民ここにかしこにむれをなし、中にまじりたる少女おとめらが黒天鵝絨ビロード胸当ミーデル晴れがましう
文づかひ (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
きしうへあつまつた一たいは、それこそ滑稽こつけい觀物みものでした——とり諸羽もろは泥塗どろまみれに
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
紀の國屋の嫁入仕度は、飯田町から神田へかけても噂になつた程で、その虫干の豪華さは、若い娘達に取つて、夢のやうな觀物みものでもあり、羨望の的でもあつたのです。
それもまた実に面白い看物みものだった。
看物みものの中の一番可哀らしい看物を、