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たヾ
ふりがな文庫
“たヾ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
唯
80.0%
只
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
唯
(逆引き)
お
落
(
おと
)
しなさるな、と
呼
(
よ
)
びもならず、
俄
(
には
)
かに
心付
(
こヽろづき
)
て
四邊
(
あたり
)
を
見
(
み
)
れば、
花
(
はな
)
に
吹
(
ふ
)
く
風
(
かぜ
)
我
(
わ
)
れを
笑
(
わら
)
ふか、
人目
(
ひとめ
)
はなけれど
何處
(
どこ
)
までも
恐
(
おそ
)
ろしく、
庭掃除
(
にはそうぢ
)
そこそこに
唯
(
たヾ
)
人
(
ひと
)
に
逢
(
あ
)
はじと
計
(
はか
)
り
暁月夜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
三郎の寝床がなくなつてからのあなたの
蚊帳
(
かや
)
の中の様子は海の中に
唯
(
たヾ
)
一つある島のやうであると思つて、この前と同じやうな淋しさを私が感じると云ふのです。
遺書
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
たヾ(唯)の例文をもっと
(4作品)
見る
只
(逆引き)
只
(
たヾ
)
一人
(
ひとり
)
ありし
妹
(
いもと
)
の
我
(
わ
)
れと
非常
(
ひじやう
)
に
中
(
なか
)
よかりしが、
今
(
いま
)
は
亡
(
う
)
せて
何
(
なに
)
もなき
身
(
み
)
、その
妹
(
いもと
)
が
姉樣
(
ねえさま
)
に
正寫
(
そつくり
)
にて、
今
(
いま
)
も
在世
(
あら
)
ばと
戀
(
こひ
)
しさ
堪
(
た
)
へがたく、お
前樣
(
まへさま
)
に
姉樣
(
ねえさま
)
なれば
我
(
わ
)
れには
妹
(
いもと
)
の
樣
(
やう
)
に
思
(
おも
)
はれて
暁月夜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
只
(
たヾ
)
一寸
(
ちよつと
)
で
宜
(
よ
)
し
吾助
(
ごすけ
)
は
一筆
(
ひとふで
)
にてもと
言
(
い
)
ひたれば、
此卷紙
(
このまきがみ
)
へ
何
(
なに
)
か
書
(
かき
)
て
僕
(
ぼく
)
に
賜
(
たま
)
はれ、
吾助
(
ごすけ
)
は
田舍
(
ゐなか
)
へ
歸
(
かへ
)
りても
行
(
ゆ
)
く
處
(
ところ
)
の
無
(
な
)
き
身
(
み
)
なれば、
大方
(
おほかた
)
は
乞食
(
こじき
)
に
成
(
な
)
るべきにや、
夫
(
それ
)
れでは
僕
(
ぼく
)
どうしても
嫌
(
い
)
やなり
暁月夜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
たヾ(只)の例文をもっと
(1作品)
見る
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たっ
たった
たつ
たつた
たゞ
たッ
タダ
たツ
ひた