“すごろくいは”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
双六巌50.0%
双六磐50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
非情ひじやうのものが、こひをしたとがめけて、ときから、たゞ一人ひとりで、いままでも双六巌すごろくいはばんをして、雨露あめつゆたれても、……貴下あなたことわすれられぬ。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
してたれない八畳はちでふ真中まんなかに、双六巌すごろくいはたと紫縞むらさきじま座蒲団ざぶとん二枚にまい対坐さしむかひえてつたのを一目ひとめると、天窓あたまからみづびたやうに慄然ぞつとした。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
あはかゞみしてるやうな……おほきさはれば、たゝみ三畳さんでふばかりとゆる、……おとく、飛騨国ひだのくに吉城郡よしきごふり神宝かんたから山奥やまおくにありとふ、双六谷すごろくだにへる双六巌すごろくいはこれならむ。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
よ! よ! いはめんなめらかに、しつあをつやきざんで、はないろうつしたれば、あたかむらさきすぢつた、自然しぜん奇代きたい双六磐すごろくいは
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)