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こまをか
それが
瓢形に
駒岡と
記入したる
銀鍍金の
徽章を一
樣に
着け、
同じ
表の
小旗を
立てた
俥に
乘揃つて、
瓢簟山へと
進軍?したのは、なか/\のお
祭り
騷ぎ※
未だ
此他に、四十一
年の十
月、七八九三ヶ
日、お
穴樣探檢に
駒岡にと
通つた、
其時に、
道路に
貝殼を
敷くのを
見て、
何處の
貝塚から
持出したのかと
疑つて
居た。
それで三
人、
相談する
樣な
顏をして、
一端松林まで
退き、
姿が
彼等の
視線から
隱れるや
否や、それツとばかり
間道を
逃出して、
裏の
池の
方から、
駒岡の
方へ
韋駄天走り。
それからは
霎時遠ざかつて
居たが、四十一
年六
月四
日に、
一人で
寺尾、
子安、
篠原、
大網、
樽、
駒岡の
諸遺跡を
過ぎて、
末吉に
掛つて
來ると、
這は
抑も
如何に、
這は
如何にである。