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『今世風の教育』
ふりがな文庫
『
今世風の教育
(
こんせいふうのきょういく
)
』
私が始終青年のために憂えていることの一つは、概して日本の青年は薄ッぺらであるということ。書物を読むにいささか文字を頭に入れるというだけに止まって、その文の精神を解することを力めないし、甚しきはその意味さえも理解しないでいる者が多い。その癖に …
著者
新渡戸稲造
ジャンル
社会科学 > 教育 > 教育
初出
「青年界 二巻一〇号」金港堂書籍、1903(明治36)年8月1日
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約7分(500文字/分)
朗読目安時間
約11分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
悠然
(
ゆっく
)
走
(
わ
)
難
(
むつ
)
極
(
ご
)
終
(
しまい
)
小兵
(
こもの
)
後
(
おく
)
極
(
ごく
)
止
(
とど
)
御用
(
おもち
)
解
(
げ
)
拵
(
こし
)
争
(
あらそい
)
就
(
つい
)
如
(
し
)
詰
(
なじ
)
憂
(
うれ
)
如何
(
いかん
)
噛
(
かじ
)
考
(
かんがえ
)
瀕
(
しき
)
力
(
つと
)
切
(
せつ
)
傾向
(
かたむき
)
風
(
ふう
)
依
(
よっ
)
甚
(
はなはだ
)
約
(
つづ
)
纂
(
あ
)
背
(
そむ
)
新
(
あらた
)
能
(
よ
)
襤褸
(
ぼろ
)
話振
(
はなしぶり
)
途
(
みち
)
適
(
かな
)
錯雑
(
さくざつ
)
頗
(
すこぶ
)
頭脳
(
あたま
)
顕
(
あら
)
顧
(
かえり
)
饒舌
(
しゃべ
)
駄目
(
だめ
)
寧
(
むし
)
互
(
たがい
)
今日
(
こんにち
)
価値
(
ねうち
)
其処
(
そこ
)
勿論
(
もちろん
)
匹夫
(
ひっぷ
)
半解
(
はんわかり
)
吾輩
(
わがはい
)
奴
(
やつ
)
始
(
はじめ
)
孝
(
こう
)
精々
(
せいぜい
)
巧
(
うま
)
悠
(
ゆっ
)
慧敏
(
けいびん
)
押潰
(
おしつぶ
)
担
(
かつ
)
文字
(
もんじ
)
殊
(
こと
)
汲々
(
きゅうきゅう
)
独
(
ひと
)
直
(
す
)