“纂”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
25.0%
あつ25.0%
さん25.0%
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ギゾーの古い事は言うまでもないが。ギゾーがかの錯雑さくざつした欧羅巴の歴史の事実をうまく綾にんで概括した、あの力というものは非常なものである。
今世風の教育 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
英国の弁護士で、笑談学ファセチオロジーの大家たるリー氏先年『百笑談』の類話をあつめたのを見ると、この型の話は伊、仏、独、英の諸邦にあれどいずれも十六世紀前に記されず。
徒歩かちで走り出す者、馬上へとび乗る者、列なくさんなく、わっと、またどっと、主人のあとを追って一斉に発した。
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
飛鳥あすか清原きよみはらの大宮に太八洲おほやしましらしめしし天皇の御世におよびて、潛龍元を體し、せん雷期にこたへき。夢の歌を聞きて業をがむことをおもほし、夜の水にいたりて基を承けむことを知らしたまひき。