“清原”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きよはら40.0%
きよみはら40.0%
きよわら20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
行者達の魂ごいの呼ばい声・鈴の音は遠く消え去り、取り残されたように神楽かぐらの笛の音がかすかにしている。左手より清原きよはら秀臣ひでおみ小野おのむらじ、話し合いながら登場。
なよたけ (新字新仮名) / 加藤道夫(著)
飛鳥あすか清原きよみはらの大宮において天下をお治めになつた天武天皇の御世に至つては、まず皇太子として帝位に昇るべき徳をお示しになりました。
まことの名は、清原きよわら藍子あいこといい、雅楽寮うたりょうの名手、清原恒成つねなりの妻であり、婚して、まだ、二年ともたたないうちに良人を亡くした若後家の君である。
平の将門 (新字新仮名) / 吉川英治(著)