“きよみはら”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
浄御原33.3%
清原33.3%
浄見原16.7%
清御原16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふるさとに芽ぐむ柳も浄御原きよみはらきよき昔の鞠場まりばなるらん
礼厳法師歌集 (新字旧仮名) / 与謝野礼厳(著)
飛鳥あすか清原きよみはらの大宮に太八洲おほやしましらしめしし天皇の御世におよびて、潛龍元を體し、せん雷期にこたへき。夢の歌を聞きて業をがむことをおもほし、夜の水にいたりて基を承けむことを知らしたまひき。
浄見原きよみはらの天皇の御時代とすれば、これは、たしかに千年以上になりましょうが、ここに吉野朝と言ったのは、足利氏以前の南北朝時代の吉野朝時代のことに違いないと思われるから、そうしてみると
大菩薩峠:41 椰子林の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
天皇が飛鳥の清御原きよみはらの宮殿に居られて、そこから少し離れた大原の夫人のところに贈られたのだが、謂わば即興の戯れであるけれども、親しみの御語気さながらに出ていて
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)