“雅楽寮”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
うたりょう40.0%
うたづかさ20.0%
うたれう20.0%
ががくりょう20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まことの名は、清原きよわら藍子あいこといい、雅楽寮うたりょうの名手、清原恒成つねなりの妻であり、婚して、まだ、二年ともたたないうちに良人を亡くした若後家の君である。
平の将門 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
雑戸ざっことは種々の技芸・工業・雑役等に従事するもので、例えば珠玉を造る玉造部たまつくりべとか、弓を造る弓削部ゆげべとか、鎧を造る鎧作よろいつくりとか、雅楽寮うたづかさ楽戸がくこ主船司すせんじ船戸せんこ造酒司みきづかさ酒戸しゅこ典薬寮てんやくりょう薬戸やくこ
おほらににほふ雅楽寮うたれうの古きいみじき日のうれひ
邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
作者は唐舞師、笛師などとあるから、雅楽寮ががくりょうの役人であったかも知れない。
古寺巡礼 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)