“半解”の読み方と例文
読み方割合
はんわかり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まあ少しは父を楽にすることができたのですが、そうするうちに、その夫人と懇意になりましてね、それは珍しいやさしい人でして、時々は半解はんわかりの日本語でいろいろ話をしましてね
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
これは青年のみならず教師が悪いのであって、教師がややもすれば半解はんわかりであって、教えることを自ら消化していない。その癖大きな問題をかつぎ出す、あるいは大きな書物を引照している。
今世風の教育 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)