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『処女作追懐談』
ふりがな文庫
『
処女作追懐談
(
しょじょさくついかいだん
)
』
私の処女作——と言えば先ず『猫』だろうが、別に追懐する程のこともないようだ。ただ偶然ああいうものが出来たので、私はそういう時機に達して居たというまでである。 というのが、もともと私には何をしなければならぬということがなかった。勿論生きて居る …
著者
夏目漱石
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「文章世界」1908(明治41)年9月15日
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約7分(500文字/分)
朗読目安時間
約12分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
往生
(
レシグネーション
)
却
(
しりぞ
)
積
(
つもり
)
極
(
きわ
)
己
(
おのれ
)
度
(
た
)
他
(
ひと
)
嘱
(
たの
)
矢張
(
やはり
)
翅
(
つばさ
)
気燄
(
きえん
)
此方
(
こちら
)
済
(
す
)
然
(
しか
)
此処
(
ここ
)
独乙
(
ドイツ
)
果
(
はて
)
是
(
これ
)
抔
(
など
)
甚
(
はなは
)
旨
(
うま
)
生
(
は
)
益
(
ますます
)
真似
(
まね
)
綜合
(
そうごう
)
而
(
しか
)
自
(
みずか
)
茫漠
(
ぼうばく
)
茲
(
ここ
)
角
(
かく
)
訪
(
たず
)
賞
(
ほ
)
載
(
の
)
迚
(
とて
)
這入
(
はい
)
逢
(
あ
)
遣
(
や
)
其癖
(
そのくせ
)
丁度
(
ちょうど
)
不可
(
いけ
)
丸
(
まる
)
了
(
しま
)
了見
(
りょうけん
)
亡
(
な
)
仕舞
(
しま
)
体
(
てい
)
何故
(
なぜ
)
余程
(
よほど
)
倫敦
(
ロンドン
)
先
(
ま
)
兎
(
と
)
其処
(
そこ
)
揮
(
ふる
)
勿論
(
もちろん
)
叶
(
かな
)
呉
(
く
)
呑気
(
のんき
)
嫌
(
きら
)
嬉
(
うれ
)
寧
(
むし
)
尤
(
もっと
)
御蔭
(
おかげ
)
愈
(
いよいよ
)
成程
(
なるほど
)
一寸
(
ちょっと
)
抱
(
いだ
)
揚句
(
あげく
)