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飲
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のま
ふりがな文庫
“
飲
(
のま
)” の例文
旧字:
飮
其証拠とも云う
可
(
べ
)
きは寝床の用意既に整い、寝巻及び肌着ともに寝台の
傍
(
わき
)
に
出
(
いだ
)
しあり
猶
(
な
)
お
枕頭
(
まくらもと
)
なる
小卓
(
ていぶる
)
の上には
寝際
(
ねぎわ
)
に
飲
(
のま
)
ん為なるべく
血の文字
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
慾張抜
(
よくばりぬ
)
いて
大急
(
おほいそ
)
ぎで
歩
(
ある
)
いたから
咽
(
のど
)
が
渇
(
かは
)
いて
為様
(
しやう
)
があるまい
早速
(
さつそく
)
茶
(
ちや
)
を
飲
(
のま
)
うと
思
(
おも
)
ふたが、まだ
湯
(
ゆ
)
が
沸
(
わ
)
いて
居
(
を
)
らぬといふ。
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
是は
何
(
ど
)
うも実になア、新吉お賤さんは
何
(
ど
)
の
位
(
くれ
)
え力落だか知れやアしねえ、ナア、ヘエ有難う
良
(
い
)
いお茶だねえ、
此様
(
こん
)
な良い茶を村の奴に
飲
(
のま
)
したって分らねえ、ヘエ有難う
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
飲
(
のま
)
ず
食
(
くわ
)
ずですじかいに障子へ凭れかゝって居るので、婢はしきりに話懸けて自分から笑って見せたが、一向返しの詞がないのに
倦
(
あ
)
ぐね、誰か呼びにお遣り遊ばすのと云うを
油地獄
(新字新仮名)
/
斎藤緑雨
(著)
可厭
(
いや
)
よ、私は、そんなに酔つてゐちや。不断
嫌
(
きら
)
ひの癖に
何故
(
なぜ
)
そんなに飲んだの。誰に
飲
(
のま
)
されたの。
端山
(
はやま
)
さんだの、荒尾さんだの、白瀬さんだのが附いてゐながら、
酷
(
ひど
)
いわね、こんなに
酔
(
よは
)
して。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
▼ もっと見る
酒家
(
しゅか
)
は
沢山
(
たんと
)
の肴は要らない、香の物の好いのが有ればそれで沢山だ、
併
(
しか
)
し
酷
(
ひど
)
い酒を
飲
(
のま
)
せやアがったなあゝ
痛
(
いて
)
え、変な酒だな、おいお梅
一寸
(
ちょっと
)
来て呉んな、ウ、ウ、腹が痛えから一寸来て呉れ
政談月の鏡
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「何より利くそうなが、主あ
飲
(
のま
)
しったか。」
婦系図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
飲
常用漢字
小3
部首:⾷
12画
“飲”を含む語句
飲食
飲酒
飲料
煽飲
飲食店
仰飲
飲酒家
酒飲
飲口
茶飲茶碗
水飲
飲饌
飲酒戒
飲過
胡飲酒
溜飲
飲代
飲干
乳飲
鯨飲
...