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乳飲
ふりがな文庫
“乳飲”の読み方と例文
読み方
割合
ちの
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ちの
(逆引き)
その
雲
(
くも
)
には、おかあさんがすわって、
仕事
(
しごと
)
をしていました。また、ほかの一つの
雲
(
くも
)
には、
乳飲
(
ちの
)
み
子
(
ご
)
をおぶった
女
(
おんな
)
こじきが、のっていました。
空にわく金色の雲
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
老いたる父母、今からは親のない幼き者たち、
乳飲
(
ちの
)
みを抱いている白き面の妻、その甥、その叔父、その姪など、無数の縁者を、きょうの
法筵
(
ほうえん
)
に見た。
上杉謙信
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
僕が、あたまが重いので、散歩でもしようと玄関を出ると、向うから、車の上に
乳飲
(
ちの
)
み
児
(
ご
)
を抱いて妻がやって来た。顔の
痩
(
や
)
せが目に立って、色が真ッ青だ。
耽溺
(新字新仮名)
/
岩野泡鳴
(著)
乳飲(ちの)の例文をもっと
(6作品)
見る
乳
常用漢字
小6
部首:⼄
8画
飲
常用漢字
小3
部首:⾷
12画
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乳飲児
乳飲子
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