“飲饌”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いんせん50.0%
いんぜん50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかるに、その後ち官家の制度も漸々ぜんぜんと具備するようになり、官から評定所を建築し、飲饌いんせんも出し、給仕には御城の坊主を用いるようになったのである。
法窓夜話:02 法窓夜話 (新字新仮名) / 穂積陳重(著)
次にわたくしは少しく榛軒の飲饌いんぜんの事を記さうとおもふ。採薬途上の甘酒は、恰も好し、トランシシヨンの用をなした。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)