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飲干
ふりがな文庫
“飲干”の読み方と例文
旧字:
飮干
読み方
割合
のみほ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
のみほ
(逆引き)
「お帰りになれなかったら、そこへお休みなさい。かまいません。」と君江は湯呑半分ほどのウイスキイを一口に
飲干
(
のみほ
)
す。
つゆのあとさき
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
そこで、赤彦君は
皆
(
みんな
)
に茶を饗することを命じた。その間に赤彦君は冷水を音させながら
飲干
(
のみほ
)
して、『実に
旨
(
うま
)
い。これが一等です』などとも云つた。
島木赤彦臨終記
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
ポケットに忍ばせていたメントール酒の残りをグッと一息に
飲干
(
のみほ
)
して、背筋を
匐
(
は
)
い上る胴震いと共にホーッと熱い呼吸を吹いた。わななく膝を踏み締めて、軍医大佐と共に横の方へ退いた。
戦場
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
飲干(のみほ)の例文をもっと
(6作品)
見る
飲
常用漢字
小3
部首:⾷
12画
干
常用漢字
小6
部首:⼲
3画
“飲”で始まる語句
飲
飲食
飲代
飲料
飲酒家
飲酒
飲物
飲水
飲乾
飲口
“飲干”のふりがなが多い著者
斎藤茂吉
永井荷風
夢野久作
山本周五郎