“酒家”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しゅか50.0%
さけのみ12.5%
オステリア12.5%
のみか12.5%
のみて12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一月上旬の夜なれば、ウンテル・デン・リンデンの酒家(しゅか)、茶店はなお人の出入り盛りにて賑(にぎ)わしかりしならめど、ふつに覚えず。
舞姫 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
武「酒家(さけのみ)は妙なものだな、酒屋の前を通ってぷーんと酒の香(におい)が致すと飲み度(た)くなる、私(わし)も同じく極(ごく)嗜(すき)だが、貴様が飲んで居(い)る処を見ると何となく羨(うらやま)しくなる」
政談月の鏡 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
我等は酒家(オステリア)に入りぬ。客は一間に滿ちたれども、別に我等に目を注(つ)くるものあらざりき。隅の方なる小卓に倚りて、共に一瓶の葡萄酒を酌み、友誼の永く渝(かは)らざらんことを誓ひて別れぬ。
大「いや、どうも無理に酒を強(しい)られ、神原も中々の酒家(のみか)で、飲まんというのを肯(き)かずに勧めるには実に困ったが、飯も喫(た)べずに帰って来たが、嘸(さぞ)待遠(まちどお)であったろう」
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
「あの方のお父さんが、やはりおそろしい酒家(のみて)でね。」母親も杯盤の乱れている座敷へ入って来て話し出した。
黴 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)