“オステリア”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
酒亭33.3%
酒家33.3%
酒肆33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おもふに君の美妙を崇拜し給ふこと我に殊ならざるべければ、君はかしこより來る彼美かのびの呼び迎ふるをもいなみ給はぬならん。こは識る所の酒亭オステリアの娘なり。共に往き給はずやといふ。
夜の如き闇黒は急に酒亭オステリアを襲ひて、ポツジヨが話の腰を折りたり。
我等は酒家オステリアに入りぬ。客は一間に滿ちたれども、別に我等に目をくるものあらざりき。隅の方なる小卓に倚りて、共に一瓶の葡萄酒を酌み、友誼の永くかはらざらんことを誓ひて別れぬ。
こゝはキヤヰカの前なり。たぐひなき酒家オステリアにて、羅馬の藝人どもの集ふところなり。我と共に來よ。切角の邂逅めぐりあひなれば、一瓶の葡萄酒を飮まん。この家のさまの興あるをも見せまほしといふ。われ。
一僧の酒肆オステリアの前に立ちて説法するあり。群衆は活聖ヰワ、サンタマリアの聲に和しつゝ僧に隨ひて去れり。われはこれを避けて歩を轉ぜり。