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酒家
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しゅか
ふりがな文庫
“
酒家
(
しゅか
)” の例文
一月上旬の夜なれば、ウンテル・デン・リンデンの
酒家
(
しゅか
)
、茶店はなお人の出入り盛りにて
賑
(
にぎ
)
わしかりしならめど、ふつに覚えず。
舞姫
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
酒家
(
しゅか
)
に眠るという意気はこれだな、ナニ、ここは長安の酒家じゃねえ、酒家でも堤の上でもそんなことは構わねえ、エート
大菩薩峠:06 間の山の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
しかし
銭塘
(
せんとう
)
の
瞿祐
(
くゆう
)
は勿論、
趙生
(
ちょうせい
)
なぞの友人たちも、
王生
(
おうせい
)
夫婦を
載
(
の
)
せた舟が、
渭塘
(
いとう
)
の
酒家
(
しゅか
)
を離れた時、彼が少女と交換した、
下
(
しも
)
のような会話を知らなかった。
奇遇
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
武「なに貴様は余程酒が
嗜
(
す
)
きだな、
私
(
わし
)
が
此処
(
こゝ
)
を通る
度
(
たび
)
に飲んで
居
(
お
)
らん事はないが、貴様は
余程
(
よっぽど
)
酒家
(
しゅか
)
だのう」
政談月の鏡
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
あるいはまた一晩中、
秦淮
(
しんわい
)
あたりの
酒家
(
しゅか
)
の
卓子
(
たくし
)
に、酒を飲み明かすことなぞもある。
奇遇
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
▼ もっと見る
酒家
(
しゅか
)
は
沢山
(
たんと
)
の肴は要らない、香の物の好いのが有ればそれで沢山だ、
併
(
しか
)
し
酷
(
ひど
)
い酒を
飲
(
のま
)
せやアがったなあゝ
痛
(
いて
)
え、変な酒だな、おいお梅
一寸
(
ちょっと
)
来て呉んな、ウ、ウ、腹が痛えから一寸来て呉れ
政談月の鏡
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
酒
常用漢字
小3
部首:⾣
10画
家
常用漢字
小2
部首:⼧
10画
“酒”で始まる語句
酒
酒肴
酒場
酒宴
酒代
酒瓶
酒杯
酒精
酒屋
酒樽