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靴屋
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くつや
ふりがな文庫
“
靴屋
(
くつや
)” の例文
王さまは
靴屋
(
くつや
)
の店からとびだしました。とびだすとき、ひおいの
棒
(
ぼう
)
にごつんと頭をぶつけて、大きなこぶをつくりました。
王さまと靴屋
(新字新仮名)
/
新美南吉
(著)
下人 こゝに
名前
(
なまへ
)
の
書
(
か
)
いてある
人達
(
ひとたち
)
を
見附
(
みつ
)
けい! えゝと、
靴屋
(
くつや
)
は
尺
(
ものさし
)
で
稼
(
かせ
)
げか、
裁縫師
(
したてや
)
は
足型
(
あしかた
)
で
稼
(
かせ
)
げ、
漁夫
(
れふし
)
は
筆
(
ふで
)
で
稼
(
かせ
)
げ、
畫工
(
ゑかき
)
は
網
(
あみ
)
で
稼
(
かせ
)
げと
書
(
か
)
いてあるわい。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
「
女房
(
にょうぼう
)
や、」と
靴屋
(
くつや
)
が
言
(
い
)
った。「
店
(
みせ
)
へ
行
(
い
)
って、一
番
(
ばん
)
上
(
うえ
)
の
棚
(
たな
)
に、
赤靴
(
あかぐつ
)
が一
足
(
そく
)
あるから、あれを
持
(
も
)
って
来
(
き
)
な。」
杜松の樹
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
されば私も、あわれなる
靴屋
(
くつや
)
の主人が当時いかに苦心したかについて、もはやこれ以上は語らぬであろう。
貧乏物語
(新字新仮名)
/
河上肇
(著)
靴屋
(
くつや
)
が靴を作り、
桶屋
(
おけや
)
が桶を作るように、黙って自分の仕事を、忠実にやってゆけばよいのです。だが、私どもの人生の旅路は、
坦々
(
たんたん
)
たるアスファルトの鋪道ではありません。
般若心経講義
(新字新仮名)
/
高神覚昇
(著)
▼ もっと見る
宝石師
(
ほうせきし
)
がゆびわやうでわに宝石をちりばめるところや、
挽物師
(
ひきものし
)
が鉄をあつかうところ、それからまた、
靴屋
(
くつや
)
が赤いやわらかい靴をつくるところや、
金糸工
(
きんしこう
)
が金糸をぐるぐるまわすところや
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
「
靴屋
(
くつや
)
の踊りと名歌手の入場」にはコロムビアにワルターが英国の管弦団を指揮したのがある(J八一七五)。「懸賞の歌」は非常に美しく一般に親しまれる歌だが、不思議に良いのがない。
楽聖物語
(新字新仮名)
/
野村胡堂
、
野村あらえびす
(著)
余は旅装整えて戸を
鎖
(
とざ
)
し、
鍵
(
かぎ
)
をば入口に住む
靴屋
(
くつや
)
の主人に預けて出でぬ。
舞姫
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
ある時、きりぎりすさんが、
靴屋
(
くつや
)
さんをはじめることになりました。
あひるさん の くつ
(新字旧仮名)
/
村山籌子
(著)
靴屋
(
くつや
)
—— mon gniaf.(私の弟子)
レ・ミゼラブル:07 第四部 叙情詩と叙事詩 プリューメ街の恋歌とサン・ドゥニ街の戦歌
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
靴屋
(
くつや
)
はこれを
聞
(
き
)
くと、
襯衣
(
シャツ
)
のまんまで、
戸外
(
そと
)
へ
駈出
(
かけだ
)
して、
眼
(
め
)
の
上
(
うえ
)
へ
手
(
て
)
を
翳
(
かざ
)
して、
家根
(
やね
)
の
上
(
うえ
)
を
眺
(
なが
)
めました。
杜松の樹
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
町には小さな
靴屋
(
くつや
)
がいっけんあって、おじいさんがせっせと
靴
(
くつ
)
をつくっておりました。
王さまと靴屋
(新字新仮名)
/
新美南吉
(著)
彼はラニスタムドゥウィという村の
靴屋
(
くつや
)
であった。
貧乏物語
(新字新仮名)
/
河上肇
(著)
歌
(
うた
)
ってしまうと、
鳥
(
とり
)
は
靴屋
(
くつや
)
の
店
(
みせ
)
へ
飛
(
と
)
んで
行
(
ゆ
)
き、
家根
(
やね
)
の
上
(
うえ
)
へ
棲
(
と
)
まって、
歌
(
うた
)
いました。
杜松の樹
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
靴屋
(
くつや
)
のじいさんは、そのかたが王さまであるとは知りませんでしたので
王さまと靴屋
(新字新仮名)
/
新美南吉
(著)
靴屋
(
くつや
)
のこぞう、
兵助
(
へいすけ
)
が、はじめていっそくの
靴
(
くつ
)
をつくりました。
売られていった靴
(新字新仮名)
/
新美南吉
(著)
靴
常用漢字
中学
部首:⾰
13画
屋
常用漢字
小3
部首:⼫
9画
“靴”で始まる語句
靴
靴足袋
靴下
靴音
靴脱
靴紐
靴底
靴拭
靴墨
靴尖