“靴墨”の読み方と例文
読み方割合
くつずみ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ゴム靴には、ぽっちり靴墨くつずみをつけるんだ。でないと、あいつは、こちこちになるからね。
にんじん (新字新仮名) / ジュール・ルナール(著)
そして自分のしわくちゃになった襟飾えりかざりや、角張った大きな古上衣や、やたらに靴墨くつずみを塗りたてた靴などが、接待人らを驚かしたことを見て取った。だれも彼に言葉をかけなかった。
あいちやんはそれをながらしばらかんがへてましたが、『それはまつた靴墨くつずみ所爲せゐだわ』
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)