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靴音
ふりがな文庫
“靴音”の読み方と例文
読み方
割合
くつおと
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くつおと
(逆引き)
満廷粛として水を打ちたるごとくなれば、その
靴音
(
くつおと
)
は四壁に響き、天井に
※
(
こた
)
えて、一種の恐ろしき音を
生
(
な
)
して、傍聴人の胸に
轟
(
とどろ
)
きぬ。
義血侠血
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
格闘者の群れが舗道の石をける
靴音
(
くつおと
)
との合奏を聞かせたり、あるいはまた終巻でアルベールの愛の
破綻
(
はたん
)
と友情の危機を象徴するために
映画雑感(Ⅰ)
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
重い
靴音
(
くつおと
)
が天井の上を歩いていた。階下には金切声が言い争っていた。そしてたえず四方の壁は、街路を通る乗合馬車の響きに揺れていた。
ジャン・クリストフ:09 第七巻 家の中
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
靴音(くつおと)の例文をもっと
(19作品)
見る
靴
常用漢字
中学
部首:⾰
13画
音
常用漢字
小1
部首:⾳
9画
“靴”で始まる語句
靴
靴足袋
靴下
靴屋
靴脱
靴紐
靴底
靴拭
靴墨
靴尖
“靴音”のふりがなが多い著者
田中英光
徳冨蘆花
押川春浪
与謝野寛
島木健作
ロマン・ロラン
新渡戸稲造
樋口一葉
小栗虫太郎
南部修太郎