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靴尖
ふりがな文庫
“靴尖”の読み方と例文
読み方
割合
くつさき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くつさき
(逆引き)
彼は心持ち昂奮して床を
靴尖
(
くつさき
)
で叩きながら立上ると、リー・シー・ツワンは遥かビクトリア・ビークの絶景の化粧された文明の
礎
(
いしづえ
)
を
一瞥
(
いちべつ
)
して
地図に出てくる男女
(新字新仮名)
/
吉行エイスケ
(著)
失礼! と言い
度
(
た
)
い程加奈子には土が珍らしく踏むのが
勿体
(
もったい
)
ない。加奈子の
靴尖
(
くつさき
)
が地面の皮膚の下に静脈の通っていなそうな所を選んで
鷺
(
さぎ
)
のように、つつましく踏み立つ。
豆腐買い
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
煙草
(
たばこ
)
を出そうとする指が
顫
(
ふる
)
え、目が自分の
靴尖
(
くつさき
)
をみつめていた。ライターが、硬く鋭い音を立てた。おどろくほどその
焔
(
ほのお
)
が赤く明るい。いつの間にか日は沈みかけて、男の顔が小暗かった。
一人ぼっちのプレゼント
(新字新仮名)
/
山川方夫
(著)
靴尖(くつさき)の例文をもっと
(3作品)
見る
靴
常用漢字
中学
部首:⾰
13画
尖
漢検準1級
部首:⼩
6画
“靴”で始まる語句
靴
靴足袋
靴下
靴音
靴屋
靴脱
靴紐
靴底
靴拭
靴墨
“靴尖”のふりがなが多い著者
吉行エイスケ
山川方夫
岡本かの子