“くつずみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
靴墨80.0%
履墨20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あいちやんはそれをながらしばらかんがへてましたが、『それはまつた靴墨くつずみ所爲せゐだわ』
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
石鹸せっけんをつけ、ぬぐいをかけ、ひげり髪をき、靴墨くつずみをつけ、てかてかさし、みがき上げ、刷毛はけをかけ、外部だけきれいにし、一点のほこりもつけず、小石のように光らし、用心深く
小僧は手に履刷毛くつはけげてゐる。まがかたもない履磨きで、だい/\のやうに小さな顔は履墨くつずみで真黒に汚れてゐる。