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門外
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もんぐわい
ふりがな文庫
“
門外
(
もんぐわい
)” の例文
先生のみか
世人
(
よのひと
)
を
驚
(
おどろ
)
かすも
安
(
やす
)
かるべしと、
門外
(
もんぐわい
)
に
躊躇
(
ちうちよ
)
してつひに
入
(
い
)
らず、
道
(
みち
)
引
(
ひき
)
かへて百
花園
(
くわゑん
)
へと
赴
(
おもむ
)
きぬ、
新
(
しん
)
梅屋敷
(
うめやしき
)
百
花園
(
くわゑん
)
は梅の
盛
(
さか
)
りなり、
御大祭日
(
ごたいさいび
)
なれば
群集
(
ぐんしふ
)
も
其筈
(
そのはず
)
の
事
(
こと
)
ながら
隅田の春
(新字旧仮名)
/
饗庭篁村
(著)
埒
(
らち
)
もなく
万年青
(
おもと
)
の
葉
(
は
)
あらひ、さては
芝生
(
しばふ
)
を
這
(
は
)
つて
木
(
こ
)
の
葉
(
は
)
を
拾
(
ひろ
)
ふ
姿
(
すがた
)
、
我
(
われ
)
ながら
見
(
み
)
られた
体
(
てい
)
でなく、これを
萬一
(
もし
)
も
學友
(
とも
)
などに
見
(
み
)
つけられなばと、
心
(
こヽろ
)
笹原
(
さヽはら
)
をはしりて、
門外
(
もんぐわい
)
の
用事
(
ようじ
)
を
兎角
(
とかく
)
に
厭
(
いと
)
へば
暁月夜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
彼
(
かれ
)
自身
(
じしん
)
は
長
(
なが
)
く
門外
(
もんぐわい
)
に
佇立
(
たゝず
)
むべき
運命
(
うんめい
)
をもつて
生
(
うま
)
れて
來
(
き
)
たものらしかつた。
夫
(
それ
)
は
是非
(
ぜひ
)
もなかつた。けれども、
何
(
ど
)
うせ
通
(
とほ
)
れない
門
(
もん
)
なら、わざ/\
其所
(
そこ
)
迄
(
まで
)
辿
(
たど
)
り
付
(
つ
)
くのが
矛盾
(
むじゆん
)
であつた。
彼
(
かれ
)
は
後
(
うしろ
)
を
顧
(
かへり
)
みた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
處
(
ところ
)
へ、
忽
(
たちま
)
ち、
門外
(
もんぐわい
)
、から/\と
車
(
くるま
)
の
音
(
おと
)
、ヒヽンと
馬
(
うま
)
の
嘶
(
いなゝ
)
く
聲
(
こゑ
)
。
人参
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
“門外”の意味
《名詞》
門外(もんがい)
門のそと。
専門外。
(出典:Wiktionary)
“門外”の解説
門外(かどけ)は、青森県弘前市の地名。郵便番号は036-8111。「かどげ」とも呼ばれる。
(出典:Wikipedia)
門
常用漢字
小2
部首:⾨
8画
外
常用漢字
小2
部首:⼣
5画
“門外”で始まる語句
門外漢
門外不出