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装飾
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そうしょく
ふりがな文庫
“
装飾
(
そうしょく
)” の例文
旧字:
裝飾
そしてすぐにお城の
装飾
(
そうしょく
)
がかりの人たちに、このまどをほかのまどと同じようにかざりつけるように、お言いつけになりました。
アラビヤンナイト:01 一、アラジンとふしぎなランプ
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
この牡牛のうき彫りが、単なる
装飾
(
そうしょく
)
であるのか、それとも何か外に意味があるのか、そのとき八木君には答を出している
余裕
(
よゆう
)
がなかった。
時計屋敷の秘密
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
舞台
(
ぶたい
)
はまだ昔のままになっていました。
壁
(
かべ
)
を
塗
(
ぬ
)
った側面と、背景に二つのアーチがあって、そこから以前の時代と同じ
装飾
(
そうしょく
)
が見えました。
絵のない絵本:01 絵のない絵本
(新字新仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
旗や電燈が、ひのきの枝ややどり木などと、上手に取り合せられて
装飾
(
そうしょく
)
され、まだ七八人の人が、せっせと
明後日
(
あさって
)
の
仕度
(
したく
)
をして居りました。
ビジテリアン大祭
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
尊敬することによって自分が一人前にしてやった女を
装飾
(
そうしょく
)
することは職業に興味を持つ探偵に取って悪い
道楽
(
どうらく
)
ではなかった。
売春婦リゼット
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
▼ もっと見る
一
(
ひと
)
つの
円
(
まる
)
い
御神鏡
(
ごしんきょう
)
がキチンと
据
(
す
)
えられて
居
(
い
)
るばかり、
他
(
ほか
)
には
何一
(
なにひと
)
つ
装飾
(
そうしょく
)
らしいものは
見当
(
みあた
)
りませんでした。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
階下の六
畳
(
じょう
)
二間を先生の書斎と茶の間兼食堂に、二階の四畳半を次郎の部屋にあて、夫人の手で
簡素
(
かんそ
)
ながらも一通りの
装飾
(
そうしょく
)
まで終わったころになって、先生は、ある夕方
次郎物語:05 第五部
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
室内
(
しつない
)
は
明
(
あか
)
るく、いろいろに
装飾
(
そうしょく
)
がしてありましたけれど、
日
(
ひ
)
の
光
(
ひかり
)
は、けっしてそこへは
差
(
さ
)
し
込
(
こ
)
まなかったのです。このことは、
花
(
はな
)
にとって、このうえのない
不幸
(
ふこう
)
でありました。
花と人の話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
当時まだ電燈は発明されておりませんでしたから、いく本かの美しい
装飾
(
そうしょく
)
をほどこした銀色の
燭台
(
しょくだい
)
が、テーブルの上に立て並べられ、
皎々
(
こうこう
)
たる光のもとにいとも
静粛
(
せいしゅく
)
に、食事がすまされました。
ジェンナー伝
(新字新仮名)
/
小酒井不木
(著)
髪は顔の
装飾
(
そうしょく
)
だと承わっていますが、俺は毛頭その機会がなかったのです
親鳥子鳥
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
それは
装飾
(
そうしょく
)
のように見えた。しかし、正吉のいったように、文字だと思ってみると、文字のようでもあった。アルファベットなのである。
三十年後の世界
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
きみには
壁
(
かべ
)
や窓の色とりどりの美しさが見えますか? まるで天才が子供の言うなりになって、この珍しい寺院の
装飾
(
そうしょく
)
をしたのではないかと思われます。
絵のない絵本:01 絵のない絵本
(新字新仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
東洋風に寒さをしのぐという
考
(
かんがえ
)
も勿論ですが、一方また、カーライルの云う通り、
装飾
(
そうしょく
)
が第一なので結局その人にあった相当のものをきちんとつけているのが一等ですから
ビジテリアン大祭
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
つまりしっかりした芸術作品を持ったり他の事業でも
真摯
(
しんし
)
な
地歩
(
ちほ
)
をかためて
居
(
い
)
る女性以外には
装飾
(
そうしょく
)
的な
表皮
(
うわべ
)
の感情は多くひらめかして居ても本質的な真面目な熱情や感情が
浅薄
(
せんぱく
)
です。
新時代女性問答
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
四方
(
しほう
)
を
板囲
(
いたがこ
)
いにして、
僅
(
わず
)
かに
正面
(
しょうめん
)
の
入口
(
いりぐち
)
のみを
残
(
のこ
)
し、
内部
(
なか
)
は三
坪
(
つぼ
)
ばかりの
板敷
(
いたじき
)
、
屋根
(
やね
)
は
丸味
(
まるみ
)
のついたこけら
葺
(
ぶ
)
き、どこにも
装飾
(
そうしょく
)
らしいものはないのですが、ただすべてがいかにも
神
(
かむ
)
さびて、
屋根
(
やね
)
にも
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
軒
(
のき
)
にちょっとした
装飾
(
そうしょく
)
をつけた
陳列窓
(
ちんれつまど
)
が私の足を引きとめた。
みちのく
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
“装飾”の意味
《名詞》
美しく飾ること。また、その飾り。
(出典:Wiktionary)
装
常用漢字
小6
部首:⾐
12画
飾
常用漢字
中学
部首:⾷
13画
“装飾”で始まる語句
装飾品
装飾灯
装飾電燈
装飾燈