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蠻勇
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ばんゆう
ふりがな文庫
“
蠻勇
(
ばんゆう
)” の例文
新字:
蛮勇
木
(
き
)
の
根
(
ね
)
草
(
くさ
)
の
根
(
ね
)
が
邪魔
(
じやま
)
をして、
却々
(
なか/\
)
掘
(
ほ
)
り
難
(
にく
)
い。それに
日
(
ひ
)
は
當
(
あた
)
らぬ。
寒
(
さむ
)
くて
耐
(
たま
)
らぬ。
蠻勇
(
ばんゆう
)
を
振
(
ふる
)
つて
漸
(
やうや
)
く
汗
(
あせ
)
を
覺
(
おぼ
)
えた
頃
(
ころ
)
に、
玄子
(
げんし
)
は
石劒
(
せきけん
)
の
柄部
(
へいぶ
)
を
出
(
だ
)
した。
探検実記 地中の秘密:07 末吉の貝塚
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
で思切つて此の一
家内
(
かない
)
のむほん人を家から
放逐
(
ほうちく
)
するだけの
蠻勇
(
ばんゆう
)
も無かツた。雖然家は周三よりも大事である。結局周三を
壓伏
(
あつぷく
)
して自分の考に
服從
(
ふくじゆう
)
させやうとした。
平民の娘
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
それに
余
(
よ
)
は
蠻勇
(
ばんゆう
)
を
以
(
もつ
)
て
任
(
にん
)
じて
居
(
ゐ
)
るので、一
度
(
ど
)
採集
(
さいしふ
)
した
物
(
もの
)
は、いくら
途中
(
とちう
)
で
持重
(
もちおも
)
りがしても、それを
捨
(
す
)
てるといふ
事
(
こと
)
を
爲
(
せ
)
ぬ。
肩
(
かた
)
の
骨
(
ほね
)
が
折
(
を
)
れても、
持
(
も
)
つて
歸
(
かへ
)
らねば
承知
(
しようち
)
せぬ。
探検実記 地中の秘密:05 深大寺の打石斧
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
蠻勇
(
ばんゆう
)
の
力
(
ちから
)
を
以
(
もつ
)
て、
地中
(
ちちう
)
の
秘密
(
ひみつ
)
を
發
(
あば
)
き、
學術上
(
がくじゆつじやう
)
の
疑問
(
ぎもん
)
に
解决
(
かいけつ
)
を
與
(
あた
)
へねば、
已
(
や
)
まぬのである。
探検実記 地中の秘密:01 蛮勇の力
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
蠻勇
(
ばんゆう
)
、
余
(
よ
)
の
如
(
ごと
)
きを、
斯
(
か
)
くまでに
慕
(
した
)
ふかを
思
(
おも
)
へば、
嬉
(
うれ
)
しいよりも
悲
(
かな
)
しさが
浮
(
うか
)
んで
來
(
く
)
る。
探検実記 地中の秘密:07 末吉の貝塚
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
▼ もっと見る
これならどんな
責任
(
せきにん
)
でも
背負
(
せお
)
つて
立
(
た
)
てると、つく/\
蠻勇
(
ばんゆう
)
の
難有
(
ありがた
)
さを
覺
(
おぼ
)
えた。
探検実記 地中の秘密:05 深大寺の打石斧
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
蠻勇
(
ばんゆう
)
に
於
(
おい
)
ては
余
(
よ
)
よりも
豪
(
えら
)
い
望生
(
ぼうせい
)
も、
少
(
すくな
)
からずヘキエキして
見
(
み
)
えた。
探検実記 地中の秘密:05 深大寺の打石斧
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
蠻
部首:⾍
25画
勇
常用漢字
小4
部首:⼒
9画
“蠻勇”で始まる語句
蠻勇氣
蠻勇隊