トップ
>
若様
>
わかさま
ふりがな文庫
“
若様
(
わかさま
)” の例文
旧字:
若樣
「いや
若様
(
わかさま
)
、雷が
参
(
まい
)
りました
節
(
せつ
)
は
手前
(
てまえ
)
一身
(
いっしん
)
におんわざわいをちょうだいいたします。どうかご
安心
(
あんしん
)
をねがいとう
存
(
ぞん
)
じます」
シグナルとシグナレス
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
小櫻姫様
(
こざくらひめさま
)
、どうぞ
若様
(
わかさま
)
の
生命
(
いのち
)
を
取
(
と
)
りとめて
下
(
くだ
)
さいませ……。
私
(
わたくし
)
の
過失
(
ておち
)
で
大切
(
だいじ
)
の
若様
(
わかさま
)
を
死
(
し
)
なせて
了
(
しま
)
っては、ドーあってもこの
世
(
よ
)
に
生
(
い
)
き
永
(
なが
)
らえて
居
(
お
)
られませぬ。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
「ねえ、ゴテルのお
婆
(
ばあ
)
さん、
何
(
ど
)
うしてあんたの
方
(
ほう
)
が、あの
若様
(
わかさま
)
より、
引上
(
ひきあ
)
げるのに
骨
(
ほね
)
が
折
(
お
)
れるんでしょうね。
若様
(
わかさま
)
は、ちょいとの
間
(
ま
)
に、
登
(
のぼ
)
っていらっしゃるのに!」
ラプンツェル
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
大きな声では申されませんが、
若様
(
わかさま
)
がたはみなさまどうもお
姫様
(
ひいさま
)
がたほどご成績がよろしくない。
苦心の学友
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
何とかいう
氏族
(
うじぞく
)
の
末流
(
まつりゅう
)
に当る
由緒
(
ゆいしょ
)
ある家庭の長男に生れたと信じている私の父が、事実、その頃はまだかなり裕福に暮していた祖父のもとで
我儘
(
わがまま
)
な
若様
(
わかさま
)
風に育てられたところから
何が私をこうさせたか:――獄中手記――
(新字新仮名)
/
金子ふみ子
(著)
▼ もっと見る
此の意味で周三は、一家内から
相應
(
さうおう
)
に
手厚
(
てあつ
)
い
保護
(
ほご
)
を受けることになツた。繪を研究する爲には、
邸
(
てい
)
内に、立派な
獨立
(
どくりつ
)
の畫室も
建
(
た
)
てゝ貰ツた。そして他から見ると、
言分
(
いひぶん
)
の無い幸な
若様
(
わかさま
)
になツてゐた。
平民の娘
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
たとえ
私
(
わたくし
)
の
生命
(
いのち
)
を
縮
(
ちぢ
)
めましても
若様
(
わかさま
)
を
生
(
い
)
かしていただきます。
小供
(
こども
)
の
時分
(
じぶん
)
から
信心
(
しんじん
)
して
居
(
お
)
る
私
(
わたくし
)
でございます、
今度
(
こんど
)
ばかりは
是非
(
ぜひ
)
私
(
わたくし
)
の
願
(
ねが
)
いをお
聴
(
き
)
き
入
(
い
)
れ
下
(
くだ
)
さいませ……。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
若
常用漢字
小6
部首:⾋
8画
様
常用漢字
小3
部首:⽊
14画
“若”で始まる語句
若
若者
若衆
若干
若狭
若人
若旦那
若葉
若木
若僧