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相応
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さうおう
ふりがな文庫
“
相応
(
さうおう
)” の例文
旧字:
相應
すると
相応
(
さうおう
)
に
商
(
あきな
)
ひもあるから、
商
(
あきな
)
ひ
高
(
だか
)
の
内
(
うち
)
より
貯
(
た
)
めて置いて、これを
多助
(
なすけ
)
に
預
(
あづ
)
けたのが
段々
(
だん/\
)
積
(
つも
)
つて、二百
両
(
りやう
)
ばかりになつた。
塩原多助旅日記
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
鰯
(
いわし
)
の
天窓
(
あたま
)
も
信心
(
しん/″\
)
から、
其
(
それ
)
でも
命数
(
めいすう
)
の
尽
(
つ
)
きぬ
輩
(
やから
)
は
本復
(
ほんぷく
)
するから、
外
(
ほか
)
に
竹庵
(
ちくあん
)
養仙
(
やうせん
)
木斎
(
もくさい
)
の
居
(
ゐ
)
ない
土地
(
とち
)
、
相応
(
さうおう
)
に
繁昌
(
はんじやう
)
した。
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
ボートは
善
(
よ
)
く
漕
(
こ
)
ぐ、
水練
(
すゐれん
)
は
遣
(
や
)
る、自転車で
乗廻
(
のりまは
)
す、
馬
(
うま
)
も
遣
(
や
)
る、学科には
平生
(
へいぜい
)
苦心
(
くしん
)
せんのであつたが、
善
(
よ
)
く出来ました、
試験
(
しけん
)
の
成績
(
せいせき
)
も
相応
(
さうおう
)
に
宜
(
よろ
)
しかつた、
私
(
わたし
)
と来ると
硯友社の沿革
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
長吉
(
ちやうきち
)
にはもつと身分
相応
(
さうおう
)
な
立身
(
りつしん
)
の
途
(
みち
)
がありさうなものだといふ気がした。
すみだ川
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
其
(
そ
)
の
覚悟
(
かくご
)
のことで、
足
(
あし
)
は
相応
(
さうおう
)
に
達者
(
たツしや
)
、いや
屈
(
くつ
)
せずに
進
(
すゝ
)
んだ
進
(
すゝ
)
んだ。すると、
段々
(
だん/″\
)
又
(
また
)
山
(
やま
)
が
両方
(
りやうはう
)
から
逼
(
せま
)
つて
来
(
き
)
て、
肩
(
かた
)
に
支
(
つか
)
へさうな
狭
(
せま
)
いことになつた、
直
(
す
)
ぐに
上
(
のぼり
)
。
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
“相応”の解説
相応(そうおう)とは、つり合っていること即ち相応しい(ふさわしい)ことである。ここでは仏教用語の相応について解説する。
(出典:Wikipedia)
相
常用漢字
小3
部首:⽬
9画
応
常用漢字
小5
部首:⼼
7画
“相”で始まる語句
相
相手
相違
相好
相撲
相談
相槌
相貌
相模
相対