“乗廻”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
のりまわ66.7%
のりまは33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
尤も一枚こっきりのいわゆる常上着じょうじょうぎ晴着はれぎなしであったろうが、くリュウとした服装なりで、看板法被かんばんはっぴ篆書崩てんしょくずしの齊の字の付いたおかかえ然たるくるま乗廻のりまわ
斎藤緑雨 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)
所で明治三年ひどちょう窒扶斯チフスわずらい、病後の運動には馬に乗るのが最もよろしいと、医者も勧め朋友も勧めたので、その歳の冬から馬にのって諸方を乗廻のりまわり、向島と云う処も始めて見れば、玉川辺にも遊び
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
ボートはぐ、水練すゐれんる、自転車で乗廻のりまはす、うまる、学科には平生へいぜい苦心くしんせんのであつたが、く出来ました、試験しけん成績せいせき相応さうおうよろしかつた、わたしと来ると
硯友社の沿革 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)