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為
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なす
ふりがな文庫
“
為
(
なす
)” の例文
旧字:
爲
○
神異記
(
しんいき
)
○
洞冥記
(
とうめいき
)
にも
夜光珠
(
やくわうしゆ
)
の㕝見えたれども
孟浪
(
うきたること
)
に
属
(
しよく
)
す。
古今注
(
ここんちゆう
)
にはすぐれて大なる
鯨
(
くぢら
)
の
眼
(
め
)
は夜光珠を
為
(
なす
)
といへり。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
「今朝新聞を見ましたところが、
阿父
(
おとつ
)
さんが、大怪我を
為
(
なす
)
つたと出てをつたので、早速お見舞に参つたのです」
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
「坊はね
能
(
よ
)
くお
聞
(
きき
)
よ。先におなくなり
為
(
なす
)
って、遠方の墓に埋られていらっしゃる方に、似てるのだよ。ぼうもねその方の通りに、
寛大
(
ゆったり
)
して、やさしくッて、
剛勇
(
つよ
)
くなっておくれよ」
忘れ形見
(新字新仮名)
/
若松賤子
(著)
一 女は我親の家をば
続
(
つが
)
ず、舅姑の跡を継ぐ故に、我親よりも嫜を大切に思ひ孝行を
為
(
なす
)
べし。嫁して後は我親の家に
行
(
ゆく
)
ことも
稀
(
まれ
)
成
(
なる
)
べし。
増
(
まし
)
て他の家へは大方は使を
遣
(
つかわ
)
して
音問
(
いんもん
)
を
為
(
なす
)
べし。
女大学評論
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
○
神異記
(
しんいき
)
○
洞冥記
(
とうめいき
)
にも
夜光珠
(
やくわうしゆ
)
の㕝見えたれども
孟浪
(
うきたること
)
に
属
(
しよく
)
す。
古今注
(
ここんちゆう
)
にはすぐれて大なる
鯨
(
くぢら
)
の
眼
(
め
)
は夜光珠を
為
(
なす
)
といへり。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
▼ もっと見る
「それではこの上どんなにお願ひ申しましても、貴方はお詑を
為
(
なす
)
つては下さらないので御座いますか。さうして貴方もやはり
私
(
わたくし
)
を
容
(
ゆる
)
さんと
有仰
(
おつしや
)
るので御座いますか」
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
奥様が妙に苦々しい笑いようを
為
(
なす
)
って、急に改まって、きっぱりと
忘れ形見
(新字新仮名)
/
若松賤子
(著)
しかれども陰陽和合して人を
為
(
なす
)
ゆゑ、男に無用の
両乳
(
りやうちゝ
)
ありて女の陰にかたどり、女に
不要
(
ふよう
)
の
陰舌
(
いんぜつ
)
ありて男にかたどる。気中に
活動
(
はたらく
)
万物
(
ばんぶつ
)
此
理
(
り
)
に
漏
(
もる
)
る事なし。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
貴方にしてもこんな家業を決して名誉と思つて楽んで
為
(
なす
)
つてゐるのではないでせう。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
凡
(
およそ
)
物を
視
(
み
)
るに
眼力
(
がんりき
)
の
限
(
かぎ
)
りありて
其外
(
そのほか
)
を視るべからず。されば人の
肉眼
(
にくがん
)
を以雪をみれば
一片
(
ひとひら
)
の
鵞毛
(
がまう
)
のごとくなれども、
数
(
す
)
十百
片
(
へん
)
の
雪花
(
ゆき
)
を
併合
(
よせあはせ
)
て一
片
(
へん
)
の鵞毛を
為
(
なす
)
也。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
為
常用漢字
中学
部首:⽕
9画
“為”を含む語句
所為
行為
何為
為合
無為
御為
徒為
為替
為様
有為
作為
以為
人為
為出
為立
為掛
為難
当為
為事
為方
...