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服從
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ふくじゆう
ふりがな文庫
“
服從
(
ふくじゆう
)” の例文
新字:
服従
で思切つて此の一
家内
(
かない
)
のむほん人を家から
放逐
(
ほうちく
)
するだけの
蠻勇
(
ばんゆう
)
も無かツた。雖然家は周三よりも大事である。結局周三を
壓伏
(
あつぷく
)
して自分の考に
服從
(
ふくじゆう
)
させやうとした。
平民の娘
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
櫻木大佐
(
さくらぎたいさ
)
が
其
(
その
)
姿
(
すがた
)
を
隱
(
かく
)
すと
共
(
とも
)
にかの
帆走船
(
ほまへせん
)
も
其
(
その
)
停泊港
(
ていはくかう
)
に
在
(
あ
)
らずなり、
併
(
あは
)
せて
大佐
(
たいさ
)
が
年來
(
ねんらい
)
の
部下
(
ぶか
)
として
神
(
かみ
)
の
如
(
ごと
)
く
親
(
おや
)
の
如
(
ごと
)
くに
氏
(
し
)
に
服從
(
ふくじゆう
)
せる三十七
名
(
めい
)
の
水兵
(
すゐへい
)
も
其
(
その
)
姿
(
すがた
)
を
失
(
うしな
)
ひたりといへば
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
然
(
しかれ
)
どもこの
癖漢
(
へきかん
)
の
冷々
(
れい/\
)
たる
苦笑
(
くせう
)
を
起
(
おこ
)
すのみなる
事
(
こと
)
を
示
(
しめ
)
し、
實際家
(
じつさいか
)
を
卑
(
いや
)
しむの
念
(
ねん
)
をあらはし、「でなくば
生命
(
いのち
)
を
捨
(
す
)
てんのみ。
運命
(
うんめい
)
に
服從
(
ふくじゆう
)
し、
百事
(
ひやくじ
)
を
放擲
(
はうてき
)
し」、
云々
(
しか/″\
)
の
語
(
ご
)
を
發
(
はつ
)
せしむるに
至
(
いた
)
る。
罪と罰(内田不知庵訳)
(旧字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
いひ
換
(
か
)
へて
見
(
み
)
ると
自分
(
じぶん
)
の
心
(
こゝろ
)
がわかつて
頂
(
いたゞ
)
くように、
説明
(
せつめい
)
をし、お
願
(
ねが
)
ひをし、お
詑
(
わ
)
びをするもので、
根本
(
こんぽん
)
の
精神
(
せいしん
)
においては、このとほり、
私
(
わたし
)
どもは
服從
(
ふくじゆう
)
申
(
まを
)
してをります、といふ
誓
(
ちか
)
ひの
意味
(
いみ
)
になります。
歌の話
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
服
常用漢字
小3
部首:⽉
8画
從
部首:⼻
11画
“服”で始まる語句
服装
服
服裝
服部
服膺
服従
服紗
服飾
服喪
服織