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有餘
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いうよ
ふりがな文庫
“
有餘
(
いうよ
)” の例文
新字:
有余
更
(
さら
)
に
大佐
(
たいさ
)
に
導
(
みちび
)
かれて、
今
(
いま
)
は
既
(
すで
)
に二
年
(
ねん
)
有餘
(
いうよ
)
の
歳月
(
さいげつ
)
を
費
(
つひや
)
して、
船體
(
せんたい
)
半
(
なか
)
ば
出來上
(
できあが
)
つた
海底戰鬪艇
(
かいていせんとうてい
)
の
内部
(
ないぶ
)
に
入
(
い
)
り、
具
(
つぶさ
)
に
上甲板
(
じやうかんぱん
)
、
下甲板
(
げかんぱん
)
、「ウオター、ウエー」、「ウ井ング、パツセージ」、
二重底
(
にじゆうそこ
)
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
處
(
ところ
)
へ!
供
(
とも
)
を
二人
(
ふたり
)
つれて、
車夫體
(
しやふてい
)
の
壯佼
(
わかもの
)
にでつぷりと
肥
(
こ
)
えた
親仁
(
おやぢ
)
の、
唇
(
くちびる
)
がべろ/\として
無花果
(
いちじゆく
)
の
裂
(
さ
)
けたる
如
(
ごと
)
き、
眦
(
めじり
)
の
下
(
さが
)
れる、
頬
(
ほゝ
)
の
肉
(
にく
)
掴
(
つか
)
むほどあるのを
負
(
お
)
はして、
六十
(
ろくじふ
)
有餘
(
いうよ
)
の
媼
(
おうな
)
、
身
(
み
)
の
丈
(
たけ
)
拔群
(
ばつくん
)
にして
弥次行
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
七
尺
(
しやく
)
有餘
(
いうよ
)
の
猛狒
(
ゴリラ
)
は
苦鳴
(
くめい
)
をあげ、
鮮血
(
せんけつ
)
を
吐
(
は
)
いて
地上
(
ちじやう
)
に
斃
(
たを
)
れた。
私
(
わたくし
)
と
少年
(
せうねん
)
とは
夢
(
ゆめ
)
に
夢見
(
ゆめみ
)
る
心地
(
こゝち
)
。
韋駄天
(
いだてん
)
の
如
(
ごと
)
く
其
(
その
)
傍
(
かたはら
)
に
走
(
はし
)
り
寄
(
よ
)
つた
時
(
とき
)
、
水兵
(
すいへい
)
は
猛獸
(
まうじう
)
に
跨
(
またが
)
つて
止
(
とゞ
)
めの
一刀
(
いつたう
)
、
海軍士官
(
かいぐんしくわん
)
は
悠然
(
いうぜん
)
として
此方
(
こなた
)
に
向
(
むか
)
つた。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
有
常用漢字
小3
部首:⽉
6画
餘
部首:⾷
16画
“有餘”で始まる語句
有餘名
有餘年
有餘日
有餘箇月